今日は俳優畠山久さんの祥月命日です。がんでなくなるまでのこと、文字数がオーバーしたので別記事にしました。



​転移性胆管がん

日本人死因第1位は『がん』。その中でも膵臓とともに症状がかなり悪化されるまでわからない状態なのが肝臓と周囲臓器のがんと言われています。


肝臓は血液を綺麗にして貯蔵し、汚れを胆嚢に運び、その通路が胆管。胆嚢に送られた老廃物は再生されて再び肺や肝臓に送られて全身に送られます。


がん細胞も元々細胞と共にあり、リンパや静脈を通って回って胆嚢や膵臓などの老廃物を貯めるところにくる。再生された血液と共に再び全身へ繰り返されてそこにがんができても気がつかれないのです。


肝臓周辺の機能はとっても我慢強いと言われています昨日も細密にできていてストレスなどにはよっぽどでない限りはくたばらないようにできています。


東洋医学では肝と腎を破る(病める)と大病をきたすと言われています。方や血や気や津液を貯蔵し送る役割、方や老廃物を外に出す機能を持つのです。


元々持っているがん細胞をそのまま死ぬまで暴れないようにすることはできません。それでも長くあばれないようにする予防はあります。


酒タバコ、暴飲暴食、ストレス、不休不眠、運動不足から少しでも取り除いて休息をとって体を労りたいものです。大切なものを失わないためにも自分を労り足ることも大切かなと最近つくづく思います。











転移性胆管がんで亡くなるまでのこと


畠山さんが癌であることをお知らせいただいた時は余命半年と言われました。2003年1月半ば、突然電話がかかってきて畠山さんの関係者の方から。


ドラマやトーク番組などに出るようになって舞台の連絡まだかなぁなんてのんびり構えていました。


暗い声でお話しされる電話の声が震え私も頭がぼーっとして信じられなくて…  確かに最後いあった時はちょっと痩せたと思いましたし、でもお話もうくださって。板野さんに会えたこともお礼を言って…  


何人かファンもいてあの日みんなでフレディ談義に花咲かせて新しい舞台もきているとかいないとか結構大きな舞台と言っていたからもしかして東宝ミュージカルかな?って期待していたり。


今思うと元JJSの3人が1番素敵に輝いていた時期に私は居合わせたのかなぁって。林さんのことは実際に見ていないけれど充実した毎日を、板野さんは板野さんで調子が上がっていて新しいことに一生懸命だったし。


それなのに…どうして…


悔しい思いの方が強かった…


なんで!なんで!何で!


それでもお手紙送ったりしていました。


あの時わたしを励ましてくれたのは他でもない板野さんでした。本当にお兄ちゃんでした… 荒れそうなファンを… 荒れたファンを落ち着かせてくれていました。


あの時もトシお兄ちゃん言ってくれた


「最後まで支えてくれるのが本当のファン」


そう言ってくれました。


(当時はこんなこと言って前向きに考えを持っていた人が昨年秋の雑誌に告白するってよっぽどだったと思うし、現役当時一緒にいた仲間たちとの再会や交流があってやりとりでああゆう経緯になったのでしょうね…)


そしてこの荒れていた頃に林さんとお話をすることができたのです。

(実は内緒の話)


当時畠山さんのこと知って欲しくて本人公認でファンサイトを作っていたのですが、ファンお方にお知らせしたくて。



手紙送らさせてもらってある意味自分だけいい思いをしているようで嫌だったから関係者様承諾でご病気のことお知らせしてしまったらJJS時代からのファンの方に怒られてコメント欄荒らされて。いまこのblogにコメント欄がないのはその時のトラウマ💦


そりゃそうです。理由があれ私が他人の病気を公表するものではないから… でも畠山さんが亡くなってもwebニュースにもテレビのエンタメにも新聞のエンタ欄にもなくてお葬式も親族近隣者のみ、ファンへのお知らせはお電話でいただきました。


お知らせできないファンのためにファンへお知らせしたい。了解を経てしばらく置いておきました。1ヶ月後よく舞台にも居合わせたジュニア時代からのファンさんからメールをいただき説明させてもらいました。


それからテープに残していた(いけないこと)銀巴里のテープをダビングしてファンの方に配って欲しいなと思い立って関係者に相談して送ることに。著作権関係に問い合わせてシールをもらって作成しました。


このことは板野さんにもファンお方にも謝ろうと思いますが実はお骨と遺影に挨拶に伺っております。その時ご遺族にも関係者にも最期のこともうかがっていますしお墓も知っていますが未だに行ったことがないのです。


あれから21年、チャーリーさんそちらでも舞台やドラマで活躍していますか?


どうかご遺族はもちろん仲間や後輩のことも応援してください。


最期は悲しかったけれど今は楽しい思い出です。


ありがとう      合掌。





銀巴里出演時