2015年6月14日
夫は昼過ぎまで帰ってこないそうなので、
息子と2人でブロカントに行った。
ブロカント(Brocante)はフランス語で
「古道具店、古物市」などを意味する言葉。
まぁ要するに、蚤の市のことだ。
「美しいガラクタ」という言葉が語源になっているらしいのだが、
本当にガラクタが多かった(^_^;)
古着、靴、オモチャ、アクセサリー、
食器、刃物、謎の民芸品、
チャイルドシート、チャイルドベッド、家具…
色んな物が売られていた。
今日行ったブロカントは大型のブロカントだったらしく、
広い範囲で道路にずーっと店が並んでいた。
ガラクタの中に時々素敵な物が混ざっていたりするので、
宝探しをしているみたいだった!
ちなみに「アンティーク」と呼ばれる物には定義があり、
「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」のことを言うらしい。
凄く可愛いトースターがあって、
「欲しい!」と思ったけど、
「日本で使えない物はやめよう…」と思って諦めた。
私はBOCHというブランドの食器を探している。
BOCHはROYAL BOCHの前身で、
日本ではアンティーク扱いされたりしているらしい…
ROYAL BOCHはベルギーの陶磁器メーカーで、王室御用達だとか…
(倒産したって話も聞いたけど)
私はBOCHなんてメーカーはベルギーに来て初めて知ったのだけど、
とりあえず駐在妻たちの間ではかなり人気(^_^;)
私はそれほど熱くなってはいないけれど、
折角ベルギーにいるのだから好みの物があれば記念に買っておこうと思っていた。
何ヶ所かのお店で見かけたけれど、
「どうやって使うんだろう?」って感じの器?ばかりで、
なかなか好みの物に出会えなかった。
収穫なしで帰ろうと思ったら、
帰り際に好みのコーヒーカップを発見!!
でもブロカントではフランス語しか使えないと聞いていたから、
値段を聞くことさえ怖かった(>_<)
「諦めるか…どうしよう…」
しばらく悩んだ結果、欲望が勝った(^_^;)
「これはいくら?」とフランス語で聞くと、
なんと1つ5ユーロと言われた!
「買う!2個欲しい!」と言ったら、
何か長々と話された…
どうも6個セットじゃないと売れないと言っているらしい…
数字が聞き取れなかったので電卓を出して打ち込んでもらったら、
6個で30ユーロだった…
そのまま電卓で値下げ交渉をしてみたが断られた。
諦めようと思った(-_-;)
別の店で息子がオモチャを欲しがった。
「20ユーロならやめよう。15ユーロなら考えよう」
と思いながら値段を聞いた。
やっぱり聞き取れなかったので電卓に打ち込んでもらった。
なんと10ユーロだった!
ちなみにこちらではサーモンのお寿司4巻とサーモンの細巻き2巻のセットで10ユーロ以上する。
購入した。
ブロックなら長く遊べるし、
色んな遊び方ができるからいいだろうと思った。

「さて、帰ろうか…」と思ったが、
やっぱりさっきのコーヒーカップが諦めきれなかった(>_<)
店に戻り、「6個で買う」と言った。
お金を払って移動した後、
一応中身を確認してみることにした。
3個ほどカップの底に細かいヒビが入っていた。
「アンティークだと思えばいいか…
ヒビも味だと思うか…」と考えたけど、
1個だけひどかったから意を決してお店に戻った。
マダムにカップを見せて取り替えて欲しいと言ってみたら、
快く取り替えてくれた。
「3個とも取り替えてもらえば良かったかな…」と思ったけど、
まぁこれはこれでよしとした。
ベルギーに来たら絶対にブロカントに行こうと思っていた。
もうベルギーに来て10ヶ月になるけれど、
なかなか行くことができず、
今日が初めてのブロカントだった。
凄く楽しかった!
上手に交渉できるようになる為にフランス語を頑張ろうかな(^_^;)
夫は昼過ぎに出張から戻ってきたけれど、
昨晩も寝たのがAM5時?だったらしく、
帰宅後はず~っと寝ていた。
相当疲れが溜まっている感じ。
明日からまた出張なのに…
大丈夫かなぁ…