パワービーム 背中を押される編 | 風と雲と道と

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セローのワイズギア製アフターパーツって何点かあるけれど、

他のパーツ屋さんが生産していないパーツといえばコレじゃぁないですかね。

1番の眉唾ものかもしれない、パフォーマンスダンパー"パワービーム"

ワイズギアブランドとしては、セロー250(FI)とSR400の2車種だけ展開しています。

 

パワーボックスとイリジウムプラグのおかげで?高速巡航が可能になったセローちゃん。

 

同じ車線内で車が抜いていくという恐怖を味わなくてもよくなったどころか、

遅い車を煽れるぐらいの(コラコラ)高速域まで回せるようになったくせに、

低速でもギアを頻繁に変えずともトコトコ走る粘りと安定性を得て、

今のところ申し分無いな、という感じではありますが。。。。

サスペンションの柔らかさとは違うふわふわした感じだけが気になるところです。

 

もうオフロードを走るわけでは無いので、フレームのブレ感は固めにして、

地面との接地感を上げたいと思い、このダンパーを取り付けることにしました。

 

ヘルメットを買った通販先のポイントが多くあったので、利用して買うつもりだったのです。

でもそれよりもAmazonがぶっちぎりで安く、買う時期も考え(ブーツ買っちゃったし)様子を見ていました。

 

ところが、まさかのセロー生産終了アナウンス。

翌週はAmazonが1日で3回も値上げ、しまいにゃ先述の通販の方が安くなってしまいました。

なので、ポイント全部使ってポチしました。ついでにヘルメットのダクト割れも解消したくパーツをポチ。

 

これが5月前半の話。

Amazonでは在庫ありだったのに、この通販先は在庫を抱える販売ではない為に、

メーカーお取り寄せという事で、ポチ後の回答が、6月末に納入となります、と。。。

ま、急ぐもんでもないからいいか、と待つことにしました。

 

しかし、本当に効果があるんだろうか??

という疑いもあるので、ボクの背中を押してくれたレビューを、いくつか紹介したいと思います。

 

セローの弱点であった高速巡航が非常に楽になりました。
今までの80km~100kmの走行では、走ることに必死になっていましたが、
振動やヨレが少なくなくなって安全に走れます。

 

高速走行が圧倒的に楽になる。装着前は100km/h巡航なんて車体のブレが激しくてできなかったが、
装着後は120km/hで巡航してもそんなにしんどくなかった。
ただし、デメリットとしては運転の感覚がかなり変わり、ヒラヒラと動かしにくくなる

 

取り付け後の変化、その良い点、として走行中のブレがなくなり、シャキっとした乗り心地になる。

一般でも味わえますが、高速運転ではより明確に車体全体に一体感が増し、安定感が格段に変わる。
その反対に、本来のオフ車の持ち味でもある、路面の変化をしなやかに受け止めながら、
ある種の揺れをも楽しんで走る、その乗り心地というものは無くなります。
他の人も言及されていますが、その辺の処をどう受け止めるか、日頃どういう乗り方を重視するかで、

使用するか、しないかを判断すると間違いないでしょう。物は確か、で効果は的面です。
取り付けは私の様な素人でも説明書を見てやれば容易に出来ました。

 

取りつけてから明らかに体感できるほどフレームの剛性が上がります。
アクセルを開けてから加速するまでのもたつきが無くなり、挙動がかっちりしたものになります。
また、高速でもこれまでは100km/hから感じていたフロントのブレも全く感じず、
+20km/h程度までは問題ありませんでした(それ以前に風圧が苦痛ですが)
マイナス点といいうか、フレームの特性が変わっている以上仕方ないのですが、

林道やガレ場ではこれまでよりもダイレクトに路面からの衝撃を受けるようになり、
つまりフレームのしなりが失われるので、やはり挙動が変わります。

オフロードでは利点よりも欠点があるように思いました。オンメインの方には間違いなくお勧めです。

 

今までは、上り坂など高回転を頻繁に使用していると、どうしても振動が手に伝わり、
バイクを降りた後も手のひらが痺れている状態が顕著でしたが、パワービームを取り付けた後は、
しびれがかなり軽減されました。正直あまり効果は、期待していませんでした。
うれしい裏切りで、ツーリングに行くのがおっくうになっていたのですがこれで楽しく行けそうです。

 

いつもなら停止時に左にハンドルがヨレる感じがするのに装着後は安定している。
これは、SEROWの癖なんだと思っていたが、フレーム剛性のせいだったのか…
70キロから80キロで走行、いつもなら、ウインドシールドとバックミラーが振動でブレるのだが
その気配が消えた。これも、ダンパー効果だろう。
いつもなら、神経を使うコーナーでもハンドルが取られる事が無く走り易い。

 

印象として
ハンドルからの挙動がマイルドになり前輪と後輪の行きたい方向が一致して乗り易い挙動になった
って事でしょうかね。費用対効果、自分的に付けて良かったですね。

 

車体の安定感・接地感がえっ!?と思うほど良くなりました。

高速走行だけでなく町中からダートまで効いているのがわかります。

セロー250の純正オプションでは一番良いかも。

 

見た目や造りはパフォーマンスダンパーですが、

効能としてはフレームの剛性アップに大きく貢献する部品です。
発進時のレスポンスで、「バイクが歪まないとこうなんだ」という違いを明確に体感できます。
車体の剛性が上がり、ダンパーの効果で車体の共振を減衰させる(らしい)ので、

高速巡航時の安定感が向上します。ただし、乗り心地は少しごつごつした感じになりますし、

エンジンの振動がシートに伝わりやすくなります。キレッキレッの剛性感が好みの人には

お薦めでですが、ソフトな挙動を好む方にはあまりお薦めしません。

 

セローの高速でのヨーイングは周知の事実の様です。パワービーム取り付けで解消できるらしい、
ちょっと眉唾物ですが、メーカーオプションですので信用して取り付けてみました。
効果テキメン、特に高速は、違うバイクになったみたい
です。標準装備にしてほしいです。

 

う~ん、いい事しか書いてない気持ち悪さ(苦笑) パワーボックスの時もレビューに惑わされたけれどレビュー以上の効果があったので、ココは信用して取り付けてみましょう。

パワーボックス化した時、SP忠男の方にも勧められたし(笑) ⇒ http://ameblo.jp/nakokan2/entry-12196406160.html

 

 

 

 

 

と、いつになくカスタム紹介を細かく書いている(苦笑)

いやね、SEROW乗りの方の参考になればと思って、いつも書いてはいるものの、自己満足だからなぁ、と備忘録的にブログっていたのですが、、、、、

意外に参考にされている方もいるっぽい(例えばセロ尾さん ⇒ https://blogs.yahoo.co.jp/seroww250353/15165302.htmlので、ちゃんと書いておこうかなと(笑)

 

 

届いたよ編に続く・・・・ いつになるんでしょうね