●水仙紅葉重(すいせんもみじがさね)
葛製 黄・紅染分餡入/119kcal
残暑厳しいなかにも、やがてくる秋を思わせます
「紅葉重」は、かさねの色目にちなんだ菓銘。
まんまる
気泡に吸い込まれる。
今年最後の水仙かな。
口に入れた瞬間、
ぶるっ、ぶるっ、ハリを感じる葛
白小豆舌触りとかおり、たまらな~い
●初瀬の錦(はつせのにしき)
琥珀製 白餡入
紅葉した楓を涼しげな琥珀羹でかたどりました。
奈良県桜井市初瀬(はせ)にあたり、
観音信仰の長谷寺や秋の紅葉で古来有名です
大正7年(1918)初出
まさに宝石のよう
ぐぐぐぐっとガン見。
潜む白餡も美しすぎる
黒文字の切り口のキラキラも美しいこと。
ぶりんっコリンッ、むふっ
上品
近年、好きな琥珀製もあると知りました
原材料:砂糖(国内製造)、砂糖結合水飴、白小豆、寒天、クチナシ煮汁/コチニール色素/138kcal
●黒梨(くろなし)
水羊羹製 御膳餡入/122kcal
秋のはじまりを思わせる落ち着いた色合い
『黒梨形』として昭和 9 年(1934)初出
葛のもったり感を感じる水羊羹。
けしと餡かおる。コクにクラッ
●ささ栗(ささぐり)
きんとん製 黒煉切包白餡入/143kcal
「ささ栗」とは実の小さい栗のこと。
煉切でつくった栗のまわりに、
緑のいがに見立てたそぼろ。
干菓子として宝永7年(1710)初出。
秋が来ると感じるとらやさんのささ栗。
デカっ
白小豆と小豆のかおりが
鼻でマリアージュ
口の中もぽっくり
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