8月15日までの意匠から3つ
●水仙水藻の花
（すいせんみずものはな）
葛製 緑餡入/117kcal
藻の花を表現した清涼感ある趣き
『水仙水藻の花』は、緑餡を葛製の生地で包み、
清流にゆらめく藻の花に見立てた涼しげなお菓子。
『水藻の花』として昭和34年(1959)初出
時に青みがかった色が見えるような
不思議な藻の花。
ムチムチ葛にとろりん餡。
白小豆香る。癒し
餡も藻感じる神秘的な緑餡。
●西瓜（すいか）
琥珀製/141kcal
種に見立てた小豆入の紅煉羊羹、
緑の琥珀羹。
スイカ！なんだけど
琥珀羹の透明感の美しいこと
平成6年（1994）初出
あら。近年の
ぶりんっと寒天
紅煉羊羹、羊羹なしっかり食感。
あ。小豆が鼻を通り過ぎた
●夏箕川（なつみがわ）
きんとん製 小倉餡入/141kcal
吉野川に吹くさわやかな風を感じさせます
「夏箕川」とは、
奈良県吉野郡吉野町菜摘付近を流れる吉野川のこと
古来、多くの和歌に詠まれてきた歌枕。
安永2年(1773)頃初出
芯が小倉餡のきんとん
気品、オーラを感じる佇まい
もったり感が伝わる断面になった
ご馳走さまでした
今日もお付き合いいただきありがとうございます