私がアメリカで、早期流産を防ぐ、
または着床失敗をくり返さないためにした治療を書いていこうと思いまます。
私は、まだ治療中なので、実際に効果があったとはまだ言えません。
誰にでも当てはまるものではないと思うのですが、参考までに。
私は、2回目の早期流産のあと、病院で精密検査をしてもらったのですが、
これといった原因は見つかりませんでした。しかも、2回目はPGT-Aテストをした受精卵だったので、染色体異常はなし。
病院からの答えに納得がいかず、いろいろ調べました。
結果、NK細胞、免疫体異常などの生殖免疫が原因かもしれないと思い始めました。
私が住んでいる、サンフランシスコ付近では、
生殖免疫学を考慮して治療している病院は少ない。時に大型病院は、NK細胞と免疫体異常と不妊の関係を認めていない感じ。
はっきりとした、研究結果が出てないからだと思う。
直接、生殖免疫治療を専門としたクリニックに問い合わせ。
検査してもらい、今まで以下の治療を行いました。
- LIT(Lymphocyte Immunization Therapy)
母体の免疫システムが、受精卵を攻撃するのを防ぐための治療。
受精卵のお父さんの白血球を、母体に注射して受精卵を受け入れられやすくする。
アメリカ国内では、この治療はやっておらず、メキシコで治療を受けました。
- IVIG(Intravenous Immunoglobulin)
母体の免疫力を押さえて、受精卵を攻撃しないようにする。
LITと似ているが、LITの方が効果がでだすまで時間がかかるという印象。
- 低用量アスピリン(baby asprin)
早期流産を繰り返している人、高齢の妊娠、によく使われています。
- エノキサパリンナトリウム(Enoxaparin sodium)
Levonoxという商品名のものを使用。低用量アスピリンと合わせて作用されることがよくあります。
- その他
免疫抑制薬を2種類。
私が理解している範囲以内では、
母体が受精卵が外部から侵入した、危ないものだと勘違いして
免疫システムが受精卵を攻撃している、または成長を妨げている可能性がある。
免疫システムが、必要ないものにまで働きかけて、体が炎症を起こしている。
以上が、流産&着床失敗を繰り返してる1つの原因の可能性がある。
体外受精で妊娠したにも関わらず、流産してしまうのは、本当に悲しい経験です。
費やした時間とお金、メンタルの立ち直り、いろいろまたいちから始まる治療。
そして、はっきりとした原因がわからないという事実が不安をさらに大きくします。
もし、同じ経験をしている方がいるのなら、あなたは一人じゃない。
どうして、こんな使命なのか、こんな経験をしないといけないのか、
今はわからないけど、理由がわかる日が来ることを信じて。
一歩づつ、1日づつ