2024年(令和6年)7月2日(火)14時29分、この世に新しい命が誕生した

 

 

3076グラム 女児 6人目の孫である

 

 

当日14時に分娩室に入室

 

 

40歳を超えての高齢者出産ということで、前回のお産に続き、帝王切開での出産だったが

 

 

私達夫婦、ムコ殿、2歳の孫娘が分娩室の外で、出入り口扉に耳をあて様子を窺う中、約30分後に室の中から元気な産声が聞えて来た

 

 

やがて扉が開き、看護師さんが産後の処置を済ませた赤ちゃんを抱いて連れて来た

 

 

ムコ殿が恐る恐る抱く

 

 

笑顔が弾ける

 

 

お姉ちゃんになる2歳の孫娘は、医師や看護師さんの白衣姿に、自分が治療をうけるような恐れを抱き、逃げ出そうと泣きわめき、妹との初対面どころでない

 

 

妻が抱きしめるが、身体をそらして、その泣き声が病院の廊下中に響く

 

 

やがて妻が孫娘を抱いたままその場を離れる

 

 

その中にあっても赤ちゃんは大物ぶりを発揮、泰然自若として泣き声ひとつ出さず、ムコ殿に抱かれている

 

 

次に私も抱かせてもらうが、そーっとそーっと落とさないよう気を遣う

 

 

小さい、軽い

 

 

「おめでとう! ジーさんだよ!」

 

 

「元気で健やかに育ってネ!」

 

 

心の中でつぶやく

 

 

帝王切開の手術の様子を撮ったビデオ録画を見せてもらったが、腹を切開する様子、赤ちゃんを取り出す様子が息を吞む生々しさで映し出され、

 

 

生命の神秘、女体の神秘、そして何よりも命を産みだす女性の命がけの戦いを改めて認識することだった

 

 

娘よ!お疲れ様でした

 

 

そしておめでとう

 

 

しばらくはゆっくり療養して元気を回復し、次なる子育ての戦いに頑張ってください

 

 

 

 



 

私の1人目の孫(長女の長男)は現在22歳、東京消防庁で都民の生命、身体、財産を災害から守るため

 

 

日夜厳しい訓練や災害現場活動、予防業務等に従事、汗を流して頑張っている

 

 

2人目の孫(長女の二男)は17歳、高校3年生、現在夏の甲子園高校野球長崎大会出場に向けて、チームの主将として選手の先頭に立って汗を流している

 

 

最近、彼女が出来たとか、出来ないとかの話も耳にする

 

 

進学校でもあり、学業も気になるが、今は野球一筋で頑張っている様子である

 

 

3人目の孫(長男の長女)は14歳、中学2年生、勉強も頑張っているが、クラブ活動で卓球部に所属し汗を流している。

 

 

今風の女の子らしく、K-POPの音楽やアイドル、韓流スターに夢中になっているとのこと

 

 

アイパッドのタブレットを器用に指先で操っている

 

 

4人目の孫(長男の長男)は11歳、小学校6年生

 

 

最近の子供たちは外で遊ぶ姿を殆ど見かけないが、この孫も誰に似たのか、勉強好きなのか、単に遊び友達がいないのか、学習塾に通い学習能力の向上に努めている

 

 

私達の小さい頃は、学校から帰るとカバンを家の中に放り投げ、陽が沈むまで遊びに夢中になったものである

 

 

それでも何とか就職でき、結婚も出来、家を建てることも出来、3人の子供にも恵まれ、社会に育っていくことの役割を果たすことが出来た

 

 

その内、自らの体を鍛えるスポーツにも出会い、心身ともに健やかな成長を期待しているところである

 

 

5人目の孫(二女の長女)が、今回誕生した赤ちゃんの姉で2歳、9月で3歳になる

 

 

共働きの夫婦の元、保育園に通い出してから、色々な知識を身につけ、歌や言葉を覚え、

 

 

今は「これは何?、これは何?」と質問攻めで知識欲を満たしている

 

 

妹と喜びの対面はまだ出来ていないが、多分、医師や看護師さんのユニホーム姿に恐れをなして

 

 

遠ざかっていると思われ、今後、病院関係者のいない場所でゆっくり逢って何かを感じとってもらいたいと念じているところである

 

 

そして昨日誕生した6人目の孫(二女の二女)である

 

 

まだ生まれたばかりで名はない

 

 

産まれる前、お腹の中に入るとき、エコー診断で女児らしいと言われていたが、ムコ殿は秘かに男児が産まれてくるかも知れないと期待があった様子である

 

 

この孫が成長し小学校に入学する頃、私は80歳半ば、そろそろ異次元の世界からお迎えがきてもおかしくない年代である

 

 

こうして命のバトンは脈々と繋がっていく

 

 

今のところ私自身、特に身体の不調を訴える部位もないがこれも天命

 

 

孫たちの成長を見守るためにも

 

 

そしてまだ歯は丈夫である、おいいしいものも食べたい

 

 

妻と旅行もしたい

 

 

高校時代の心友、消防時代の同僚たちとも吞みたい

 

 

カラオケ仲間たちと唄いたい

 

 

楽しい夜を過ごしたい

 

 

欲は一杯である

 

 

まだしばらくはこの世を楽しませてもらいたい

 

 

そのためには寝込まないよう、ボケないよう、身体を鍛え、脳内を活性化し、自分を律して生きることだろうと思うところである

 

 

戦後80年、日本では戦争のない平和な時代が続いた

 

 

世界各国ではきな臭い匂いがプンプンしている

 

 

孫たちよ!君たちの生きる未来に栄光あれ!

 

 

平和な世界で皆が笑顔で暮らせるよう願っているよ!