今月は本当に怒涛の日々でして。


くりちゃんと、りあちゃんに使うお薬のクロロキンと、この2つの考え事ばかりしてた気がします。



クロロキンとFIPについての記事はこちら↓



私はヒドロキシクロロキン(商品名プラケニル)をやめてクロロキンを個人輸入していました。



が、まぁ色々自分では判断しかねる事も多々ありまして。



何せどこの病院も扱ってない、実験上のみの薬ですから。



で、ダメ元で、その実験をした北里大学の獣医学部へ問い合わせメールをしました。



したら返信ありまして Σ(゚Д゚)



いやビックリ!こんなの相手にされないと思ってたから滝汗



こんなことならクロロキン発注前にメールすりゃ良かった…



それにより色々不明点も解決。



あ、結論から言うと、実験はクロロキンでしてますが、試験管内ではプラキニルでも抗ウイルス作用あったそうです。



なので、使用するなら副作用が軽めのプラキニルの方が良いですね。



ただ、生体を使っての実験はクロロキンでしかしてません。



実験は三頭。



内、一頭は完治。他二頭も症状緩和はあり。
(しかし完治はせず人道的エンドラインに到達した、とのこと)



いや凄くね?FIP完治て。。。




ただ、回答下さった教授よりこの一文が添えられています。




『FIP治療を目的としたクロロキン・プラケニル(ヒドロキシクロロキン硫酸塩)の連続投与は猫に対して副作用を伴うことが想定されます。

従って、猫に投与する際は、副作用のモニタリングが必要であり、動物病院で獣医師の元で行う必要があります。

専門家としての意見ですが、クロロキン・プラケニルをFIP発症猫に投薬するタイミングとしては、もはや他の薬では治療効果が得られない状況と獣医師が判断した場合に、飼い主さんの了承を得て獣医師が使用するべきかと存じます。』





自分で勝手に投薬しない


マメに副作用のモニタリング


最後の最後の手段にする


協力してくれる獣医を探す



ってことですね、要は。



で、私はたまたまその教授なども研究発表した小動物ウイルス研究会に参加されていた、まねきねこホスピタルさんに協力していただく事になりました。


現在プラキニルをまねきねこさんより発注して貰ってます。


因みに近年プラキニルは日本国内でも膠原病のお薬として認可された様です。



《4/24(月)》


 クロロキン到着。


プラキニルを使いたいけど、いつ届くか分からないので、とりあえずクロロキンをまねきねこさんで、りあちゃんの体重に合わせた容量を作って頂く。



内服→りあちゃん、飛び上がる\(◎o◎)/




…いや申し訳ない。。クロロキン、死ぬほど苦いらしい。



しかしまねきねこさんからは粉で貰ってる。



因みに内服量、内服ペースは一般ガイドラインと全く違います。



ホンマ問い合わせて良かったよ…。



しかしこれ、確実に内服出来なきゃ意味ないのです。


ので、1回目は失敗…。




2回目。

内服はチュールに混ぜてみる

→やはり飛び上がる(´Д⊂ヽ

そして泡吹いてたので確実に嚥下出来たかは不明、内服失敗。



因みにりあちゃん、他の子が泡吹いて嫌がった漢方もちゅ〜るに溶いて内服できてます。




そのりあちゃんが、飛び上がるのです(-_-)




内服3回目→自己にて購入した精密スケール(0.001gまで計れる)で計算、分割。


指で潰れそうな極小粒を経口投薬する。



→成功!!!



やっとや〜〜〜(≧▽≦)



今までスマンかったね、りあちゃん。。。



長々となってしまいますが、そんな彼女、4/24(月)に輸血してます。



貧血がくりちゃんレベルに達したので。



クロロキン内服開始も有り、少しでも良い状態からスタートしたいし、本猫も楽になって欲しいので実施しました。



クロスマッチ適合し、供血猫となったのはこのヒト。



昨日4/29に1歳の誕生日を逢えた、絶賛!里親様募集中の、島之内さん♪


彼は赤血球が他猫さんより高めで、優秀な供血猫さんだそうな( ´∀`)



売れ残ってくれてありがとうやわ(笑)





しかし活気が戻ったのも束の間。。。


昨日からりあちゃん、不調です。


輸血後、一週間程で直後に比べて赤血球は70%程に減少するそうですが…


いずれにしても、早いな…(;_;





今日は深夜と夕方に嘔吐。


深夜の時はコアグラが2欠片ほど、吐瀉物に有りました。



何でやねん…(T_T)


何でコアグラやねん、どっからやねん、オバチャン意味わからんわもう〜〜〜(´Д⊂ヽ




細細としてくれてた自力摂取も無くなり、

強制給餌の拒否も日に日に強くなる一方。



体重増やすどころか、維持するのも大変になってきました。



今adをやめてちゅ〜るに高カロリーパウダー入れたりなど工夫してますが、なかなか入りません。


一日必須カロリーキープなんて出来なくなってます。



クロロキン投与3回目が成功したのは、今日。



FIP発症から既に1ヶ月以上経過しています。



どうか間に合いますように。



今はそう祈り、体力維持と、確実なクロロキン内服に努めるのみ、です。



なぁ、りあちゃんや。。。


私は今、投薬や強制給餌など、君が嫌がることばかりしてるね。

なのでもし、今、君が逝ってしまったら、私は本当にタダの嫌なことするオンナで終わっちゃうよ(笑)



また君のこんな姿を見るためにしてる、沢山の嫌なこと。

どうかチャラにしてもらえる位、元気になって!!!







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りなざくろ


☆現在3/11に熊本から引き受けたFelv(白血病陽性)の若猫さん2匹がFIPの診断受けていました。

1匹は4/9に旅立ちましたが、もう一匹は比較的予後良好で、現在も頑張っています。
諦めずに治療を続けていく所存です。

また今後も看取りやハンデ持ちさん、何らかのケアが必要な子などを主に引き受けていきたいので、ご助力頂ければ大変心強いです。














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