小林麻央さんが亡くなられて、市川海老蔵さんがブログを更新されています。

男一人での子育てへの、不安と責任が綴られています。

中沢も、子供たちが小学校に上がる前から、一人で子育てをしてきました。

もう、14年半。

一人で育てると決めた時、不安な表情の子供たちをただ抱きしめることしかできませんでした。

夜中に、何度も戻してしまう子供の顔を横に向け続ける。

熱を出した時、氷枕を何度も代える。

おむつをしている子を抱えながら、病院の夜間救急に。

おねしょのシーツをはがしながら、バスタオルを敷く。

時間を作って、ドライブ。

離乳食を作っていたので、食事は問題なく作っていました。

朝4時半に起きて洗濯物をたたんで朝ごはんの支度と保育園の支度。

小学校のプリントをチェック。

お弁当を作って、起こす。

眠くて食べないのを、何とか起こして食べさせて登園。

保育園から、「熱を出したのでお迎えに来てください」と言われたのは中央道。

予定をキャンセルして、Uターン。

保育園のお迎えでは、バスではなく手を繋いで歩きました。

中学校の制服を合わせた時、ほんの少しの寂しさ。

妹が折に触れ気にかけてくれて、ある意味の母親をしてくれました。

その妹も、小林麻央さんと同じ乳がんで亡くなりました。

そして、進学。

どんな時も、子供たちと会話をして来ました。

どんなに疲れていても、子供達と話しました。

両親揃っての子育てがいいのかもしれません。

多分、そうなのだと思います。

でも、男一人でもきちんと子供を育てられる、ということをしてきました。

「大変でしょう」と何度も言われました。

いえ、どの親とも変わらない事です。

違うのは、多くの周りの皆さんに支えていただいた事。

多くの方に、助けていただいた事です。

今、子供達は夢に向かっています。

夢は見るものではなく、叶えるもの。

一緒に練習した澤さんの言葉です。

中沢は、子供達から成長させてもらったと思っています。

市川海老蔵さんも、多くの皆さんに支えられて、子育てをされると思います。

男一人でも、きちんと子育てできます。

いつか振り返った時、「楽しかった」といえると思います。

いつかその時の自分に声をかけるのなら、一生懸命一人で子育てをしている自分に「ありがとう」と言いたいと思います。