東日本大震災直後から被災地に行っていますが、行政施設が被災してしまうと全く機能しなくなってしまうということを目の当たりにしてきました。
東日本大震災直後に伺った宮古市では、市長が「どこにどれだけの方が避難しているのかわからないんです。わかればどんな手段を使っても物資を届けるのですが」とおっしゃっていました。
宮古市に隣接する山田町、その隣の大槌町は、役場が被災してしまいました。
帰ってきて、消防本部の移転を訴えてきました。
ようやく、旧大船消防署に消防本部が移転しました。
しかし、ここも浸水地域。
やはり将来の公共施設再編では、考えていくべきだと思います。
旧消防本部は、鎌倉消防署となります。
設備は、高機能デジタル化。
各緊急車両へはFOMA回線を使ってデータを送ります。
キャリア通信が遮断された時は、デジタル無線で送ることができるようになっているそうです。
OSは、Windows7。
バージョンアップはしないそうです。
処理能力と速度が限界になる前に、早めにソフト更新する必要があります。
市民の皆さんの安全と安心のために、24時間体制で稼働していきます。
「活躍」することが少なくなりますように。