人事院勧告で公務員給与が引き上げられることが、今日の参議院可決で決まりました。


これに伴い明日、各派代表者会議が開かれ、12月議会での期末手当引き上げ議案が提出される報告がなされるはずでした。


ところが、職員組合が「もっと引き上げろ」とごねてまとまらないので、明日の各派代表者会議は開催しない、と議長から話がありました。


下話が終わって、各派代表者会議の招集を市長が議長に行ったはず。


話もまとまっていないのに、各派代表者会議を開くよう市長は要請したということに。


議会も軽く扱われたものです。


職員給与を所管するのは、総務常任委員会。


では、総務常任委員会として考えます。



9月議会で、「わたり」が県内で唯一残っていた鎌倉市の「不当支出」を議会が修正議案として廃止を議決。


これに対して市長は、「再議」を行いましたが、26議員中20名の賛成により可決。


つまり、市長に不信任が突き付けられました。


この時、組合は各地から仲間を集めて、職員にも時間給を取り議会傍聴を呼びかけました。


議長と議会事務局長には、もし委員長報告中ヤジや拍手などがあった場合は、報告を止めると申し入れ。


また、職員課長には、職務よりも不当支出の「わたり」を守るために時間給を取る職員の情報公開請求を出す用意を示しました。



鎌倉市の職員組合書記長は、ずっと同じ人物。


平成17年ごろ、保育園の民営化が叫ばれていました。


書記長とその奥さんは、共産党系の保育園の保護者会の役員や保育園連絡協議会の役員を何年も務め、保育園民営化反対と給食民間委託反対を訴えてきました。


これは、単に組合員保育士を守るためだけ。


保育園連絡協議会というのは、当時の市立保育園となぜか共産党系保育園2園が入ったおかしな形の団体。


「公立保育園の民営化の話をするのに、民間保育園が口を出すのはおかしい。まして、民営化する保育園が自分たちで考えるべきこと。なぜこのような形になっているのか」。


平成17年、保育園保護者連絡会に出席し質問をしたら、共産党系保育園保護者に「質問をするなんて失礼だ」と意味不明にわめかれました。


そして、書記長は「そうだそうだ」と大声。


「いい年をした大人なんだからきちんと質問をするのは当たり前」と発言すると、「いい年とは何だ。謝罪しろ」と大声。


あまりにもバカバカしいので、それ以来会長をしていた保育園からは誰も出席しませんでした。


その後、書記長の奥さんが会長をしていた保育園保護者に、「民営化したら子どもが怪我をする」とこれもまた意味不明のことを言ってきましたが、そもそも民間保育園の保護者が民営化に口を出すこと自体おかしなこと。


まして、民間保育園保護者が民営化したらけがをする、ということの矛盾に気づかない。


会長をしていた保育園は、民営化の話を聞いていくことになりました。


平成18年、5拠点園構想が行政計画となり平成25年には民営化が全て終わっているはずでしたが、職員組合が猛抵抗し未だ終わらず。



9月議会。


書記長は、総務常任委員会で態度表明をしていない3会派のうち2会派には修正案反対のお願いに行っています。


しかし、自民党には来ない。


部屋の前で会ったにもかかわらず。


通常、まず委員長に説明に来ますが、平成17年あれだけ怒鳴っておいて、今更来れない。


職員組合と仲良しの現市長。


現市長、職員組合書記長と犬猿の総務常任委員長、とはある方。


類は友を呼ぶか。


議案を決めるのは、議会。