鎌倉の海水浴場について、様々なお話をいただいています。
高校生の頃、海の無い県で育ちましたので、海に対する憧れで鎌倉の海に来ていました。
大学生の頃、TV番組などとコラボした海の家ができ、楽しい海というイメージできていました。
就職して、夏だけでなく四季の鎌倉を感じたい、と引っ越しました。
子どもの頃のイメージは、ロッカーを借りて着替えて海へ。
ラーメンやカレーなどを食べてゴザを敷いた板の間で休憩。
日が陰るころ帰る。
のどかな、それでいてどこか楽しい海水浴場が、そこにありました。
数年前、海水浴場の雰囲気が大きく変わってきたと感じるようになってきています。
昨年、逗子の海岸で起きた事件をきっかけに、逗子市が規制を強化。
藤沢市の海岸も自主規制をしていますので、必然鎌倉市の対応に注目が。
昨年までは、現市長は逗子市並に厳しく、といっていましたが、いつしかトーンダウン。
なぜ、という多くの疑問を抱えたまま「理念条例」制定。
結果、昨年よりも検挙数が多く、日中には考えられない事件も起きています。
各メディアでも報道されていますが、「危険な海水浴場」となってしまった鎌倉の海水浴場。
この信頼を取り戻すことは、並大抵のことではありません。
鳩サブレーの豊島屋さんがネーミングライツで「そのまま」、と子供たちも安全に楽しめる海水浴場を目指したはずです。
その意味を理解しなかった現市長の責任は大きなものがあります。
未成年にアルコールを提供し、「年齢を確認できなかった」では済まされないことが起きています。
今年は海の家の自主規制に期待している、という担当課の答弁で「理念条例」に賛成しています。
しかし、実態はどうだろうか。
今月いっぱい。
鎌倉市と海の家を含めた対応で、事件、事故のない残りの夏の、鎌倉の海水浴場であってほしいと思います。
事件が起きたときは、9月議会で徹底的に質問していきます。