来週からの総務常任委員会の打ち合わせを、環境部と行いました。


大きな課題は、ゴミ有料化補正予算。


いろいろと聞きましたが、昨年5月に決定した「ゴミ処理基本計画」に記載していることを行ってない。


記載されていないことを行っている。


ごみ戸別収集有料化は一体といいながら、有料化だけを行い個別収集はこれから「検討」。


たった1年前に決定して、それに基づいて「個別収集有料化」として各町内会に説明会を開いていったはず。


それを、明確な理由もなく「要綱」で迷走し、基本計画は「検討してから変えます」。


それでは、だめ。


少なくても、現状の有料化に「賛成」というお話は聞きません。


市民の方から、直接、間接に「反対」というお話だけ伺っています。


行政は、法令に基づいてのみ事務執行できます。


行政計画は、長期、中期計画を立てていきます。


その中で、条例を整備し、予算化していきます


しかし、行政計画についての説明ができないような状況では、どのような質疑を行うのか、ということになります。


鎌倉市が提示した仕様書に基づいて収集事業者から出されている戸別収集費用「22億円」は、「根拠が違います」。


鎌倉市が仕様書を出して、それに基づいて提出した見積すら、「間違っている」とは。


戸別収集有料化計画では、有料化費用は別です、とも。


一緒に計算した費用を市民の皆さんへの説明会で使用しておきながら、「別」?


戸別収集有料化を実施した場合、鎌倉市の負担は「10億円」増加します。


その費用はどこから出すのか。


ゴミ袋が、当然ながら計画よりも10倍以上にならざるをえなくなります。


ゴミ袋1枚が800円?


最後は、「考え方の違いです」とのこと。


行政計画に則った条例整備と予算化をすべき、ということを「考え方」に変えてくるようではだめです。


行政計画と違ったことをやりたいのであれば、まず行政計画を変更するのは当然です。


現市長になって、職員も事務手続きがめちゃくちゃになっているということはよく聞きます。


補正予算審議では、そんなことはできません。


今日の説明では、とても理解できません、とはっきりと申し上げました。


現状でのゴミ有料化には、断固反対です。


しかし、総務常任委員長としての職責とは切り離しています。


議事整理を行う委員長にきちんと説明できないようであれば、委員からの質問に答えられないのではと思います。


委員会は、時間制限がありません。


6月定例会は閉会していますので、「会期」もありません。


納得いくまで、質疑を行います。