11月に、総務常任委員会協議会で「自治体運営型通販サイト」を審議している中、法令上実施ができないのに、何とか「開始」したいと言い張る政策創造担当部と市長に、疑問。
あらゆるシミュレーションを始めました。
その一つが、市長与党議員による、副議長不信任案を可決させて、一気に議会役員選考。
鎌倉市議会は、役員選考で、議長、副議長、議選監査を「三役」として選出し、合わせて各常任委員長を決めています。
そして、総務常任委員長交代をして、通販サイト「開始」。
その対抗策として、副議長信任動議提出を、法制面から漏れのないように細部にわたってシミュレーションを行いました。
12月議会前には、あらゆるパターンを想定終了。
総務常任委員会前には、市長与党委員と副委員長が組んで、総務常任委員会での「質疑打ち切り」の情報が。
委員長質疑で副委員長と交代して、副委員長が「質疑打ち切り」宣告、というシナリオとのこと。
16日の総務常任委員会冒頭で、副委員長交代。
副委員長は、この前にも信頼関係を損なう行動をとっていましたので、交代しました。
このとき、合わせて委員長信任も諮りました。
通販サイトは、断念。
しかし、まだ市長はあきらめていないようで、今日副議長解任決議を、市長選選対本部長議員と前総務常任委員会副委員長が提出。
この市長選選対本部長議員は、「議長」になりたくて仕方がない人物。
しかし、この人物に「だけ」は議長にさせたくないという議員がほとんど。
もし、この人物が議長になったら、市長と組んでやりたい放題が目に見えます。
ある会合で、「議長になります」と宣言したという情報もありました。
本会議日程には、議会議案として、副議長解任決議がありましたが、緊急動議。
本来、独立議案として審議する動議ですが、議長が解任決議と一括議題にしたいということで、了承。
動議の理由は、鎌倉市議会は議長、副議長、議選監査を「三役」として選出しています。
議長は、みんなの党で市長与党会派出身なので、自民党にはなかなか調整に来られませんでした。
市長が、市長指示による1社随契乱発などありえないような市政を行っている中、議長の果たす役割は大きなものがあります。
国政では連立を組んでいる公明党の副議長が頻繁に控室に来られ、調整をしていただいています。
副議長3年目、不慣れな議長を支え、これからも調整をお願いしたいということで、信任動議を行いました。
法令面での手続きに関しては、問題がないので、信任動議から採決。
驚いたことに、この採決に「議選監査」が退席。
三役一体なので、副議長を信任しない議選監査などありえません。
副議長を信任しなかった議選監査は、辞任するのでしょうか。
結果は、定足数も満たし、信任動議可決。
一時不再議により、副議長解任決議は採決されません。
あきらめの悪い市長と市長与党議員の、悪あがきは、潰えました。
今日のシミュレーションは、すでに12月議会前に終わっています。