鎌倉出身の文化庁長官が、「武家の古都・鎌倉」の世界遺産登録推薦を取り下げることを示唆したと報道されました。

このまま突き進んで、二度と推薦書を提出できないよりも、もう一度一から取り組み直しをした方がいいと思います。

様々な報道の中で、看過できない事由もありましたので、今後議会で質問をしていかなくてはと思っています。

古都・鎌倉の魅力が失われたわけではありませんので、もう一度原点に立ち返って「世界遺産登録」を目指した方がいいと思います。


以下引用

文化庁長官:世界遺産推薦、鎌倉取り下げ示唆

毎日新聞 2013年05月09日 02時30分(最終更新 05月09日 02時41分)

 近藤誠一・文化庁長官が8日、毎日新聞のインタビューに応じ、「国際記念物遺跡会議(イコモス)」から、世界文化遺産へ「不登録」とする勧告を受けた「鎌倉」(神奈川県)について、一時的に推薦書を取り下げて、「武家の文化」のコンセプト変更など戦略を練り直すべきだとの考えを示唆した。

 6月に開かれるユネスコ世界遺産委員会で「不登録」が決議された場合、再び推薦できなくなる。1ランク上の「登録延期」になる可能性もゼロではないが、近藤長官は、「(登録延期を期待するよりも)もう一度挑戦するやり方が妥当という意見は相当ある」と指摘。一般論としながら「推薦書を取り下げて自由度を持つ方が登録に近づく」との認識を示した。【中澤雄大】