復興予算

復興予算の使途を巡り、国会が機能停止になっています。

正確には、与党が「審議拒否」を行っています。

「審議拒否」は野党が行うものだと思っていましたが、現政権では与党が行う。

復興予算が適正に執行されたかどうか検証する小委員会の開催を委員長が職権で決めましたが、過半数の委員を占める与党が審議拒否。

やはり、現与党が政権を担っていくことが、日本を遅らせているということを実感します。

復興予算は、言葉の通り「東日本大震災の復興」のために使用されるものだと、一部の国会議員や官僚以外は思っています。

そもそも、復興予算は基幹税などの増税で賄われるもの。

被災地の復興のためだと思うから、国民は増税を納得しました。

しかし、被災地では復興予算の使い勝手の悪さから、昨年度は約15兆円のうち約6兆円が執行されませんでした。

にもかかわらず、被災地以外では軒並み執行されていました。

現政権も末期症状よりも断末魔。

一日も早い解散を。