「二〇一九年において年収二〇〇万円未満で働く雇用者は

一九二七マン人で、全雇用者五九九五万人の三二%に当たるという。

年収二〇〇万円未満というのは、生活保護受給者(約二〇六万人)の

水準と同じということで、いかに日本においても「貧困者」が増えているのか」

に愕然となる。背後には、雇用者の三六%を非正規雇用者

(パート、アルバイト、派遣、契約社員等)が占めるという事情があり、…以下略…」

『世界』20年9月