「20世紀の終わりに日本のポップスを、
日本でJポップと呼び始めましたが、
それに近い。
歌謡曲とは呼ばずにポップス
という世界的な文脈に置きながら、
でもやっぱり『J』を付ける。
世界に誇る日本の歌謡曲だ、
とは言わずにJポップ。
西暦という世界時間を生き、
外からの視線の中で評価されたいという
日本のナショナルプライドの持ち方が反映されている」
『朝日』4月26日