「1960年代になぜカウンターカルチャーが
社会的な事件となり得たのか。
経済学者のポール・クルーグマンは、
単に「経済がよかったから」と書いている。
「オルタナティブ(非主流)なライフスタイルを選択しても、
いつでも正社員に戻れる」。
成長経済のそんな安心感のおかげで、
カウンターカルチャーが若者の間で燃えあがったのだと」
『朝日』3月20日夕刊近藤康太郎の内田裕也追悼記事より