「元号や西暦といった社会的な道具について考えるとき、
便利であることは確かに「望ましい」ことですが、
「必須」ではありません。
留意すべきは「便利でないこと」ではなく
「使えない人がいること」でしょう。
ユニバーサル(普遍的)かどうかです。
いま自治体で西暦表記が広がっている一因も、
外国人が使えないことへの配慮です」
『朝日』1月22日