「連載2回目で触れたが、

キューバには昨年死去した

フィデル・カストロの像がない。

エウセビオにとって、

それが誇りの一つだという。

 「暴かれない墓はない。

倒されない像もない。

暴かれも倒されもしないのが、

人間の思想だ」。

フィデルはそれをわかっていた、と語る」

『朝日』8月22日