自爪育成というと、
爪の形に悩みがある方へ向けての発信になる。

その方が悩んでいる部分は、
とても繊細なもので
表現の仕方で
その方の心を傷つけるかもしれない。




爪のコンプレックス、
お任せください!

わたしは、
以前に誰かが発信していた
この表現が、
ものすごく嫌だ、と感じた。



 

コンプレックスという言葉を、
そんな軽い気持ちでサラッと使うんじゃねぇよ!
思った。



…かといって、自爪育成を発信する上で、
この「コンプレックス」という言葉に触れて
いかないとお客様に届かない…
(のではないか。と思っている。)


 



「自己肯定感」
という言葉をここ何年かで、
ものすごく耳にするようになった。



わたしは
自分のことは好きだが、
この自己肯定感というものがものすごく低い。





自己肯定感を上げたい、
上げよう、上げなくては…と、

自分と向き合ったり、ノートを書いてみたり
自分の気持ちに気づく。など
自己内観をしてみたり、
様々なことを頑張ったが、



どうにもこうにも、
低いままだ。
なぜだ…なぜなんだ。😂




 


ある日、急にハッとした。

ああ。
そういえば
わたしはコンプレックスで
できていたのだった。

と、思い出した。
わたしは
コンプレックスの塊だったのだ。











あなたの
小学生や中学生の頃を思い出してみて欲しい。

学校に1人は
必ず存在した、

信じられないくらい
髪の毛がモジャモジャでグルッグルな
天然パーマの人がいたでしょう?
ものすっごい縮れた毛。
あー。なんて可哀想な髪の毛。



まさに、それがわたしだった。




モジャモジャで
みんなのように艶々サラサラじゃない。
みんなのように、髪の毛を下ろせない。
結んでいないと収まらない。



モジャモジャ、すごい毛量。
ボンバーヘッドだ。

「ボンバヘッ!」

そんな風にバカにされたこともある。




思い出すだけで悲しい。😭😂
  



大人の人が
「すごいね」とわたしのお母さんに言っているのを
気づいてしまったり。

その大人の人は、わたしを
哀れに見るような、
呆れたような表情をしながら
「すごいね。」と言った。
わたしはその大人も、
その出来事も忘れることができない。
めっちゃ根に持っている。😇

 

この、怨念のような思いがあるから
(↑怖い😂)
「コンプレックス」という言葉を
軽々しく使いたくなかったのだ。

と気づいたのだった。




わたしの殴り書きのノートを公開しよう。


中学生の時、シャギーが流行って

シャギーを入れてふたつに結ぶと

セーラームーンのようになって

めちゃくちゃ可愛くて、

みんなその髪型をしていた。


みんなのようにわたしも

可愛くふたつに結びたかったが、



シャギーを入れても
セーラームーンにはならず、
ただの、まる。
縮れた、まる。であった…😂


中学生の時、
わたしはブローというものを知った。
美容室に行った日は、
ブローをしてもらえるから、
髪の毛がストンとおさまった。
なんだ…ブローはすごいぞ。



美容室でブローしてもらった時に
美容師さんのテクニックを研究した。

今の時代にあたりまえにある、
ストレートアイロンというものが
なかった時代だ。


癖毛をブローで伸ばすには
髪を乾かすときの、
髪の毛のほんの少しの水分量と
ドライヤーとブラシで
力を入れて伸ばすことが
とても大事だということを

自分の髪の毛を毎日のブローすることで
気づき、学び、技を手に入れた。


 

これほどの癖毛は、
クルクルドライヤーでは伸ばせない。
やっぱり、
ドライヤーとブラシで熱を加えて
適量の水分と引っ張る力が必要なのだ。





後に
美容師になった時に、この研究が役に立った。😂!





1年目の新人の時、
その日はめちゃくちゃ店が忙しくて、
わたしはブローをまだ習っていなくて
シャンプーしかできないというのに、



わたしがシャンプーを終えたお客様を
お席にご案内して
どうしよう、みんな忙しくて、
変わってくれる先輩がいない💦💦
とキョロキョロしていたら、
先輩からわたしに
「中谷さん、ドライお願いします!」と
コールが飛んできた。




まだ、ブロー習ってないのに
無茶ブリだよ😫💦
と焦ったが、




わたしは
この状況、どうしようもないので
やるしかない。




初めてのドライを必死にやって、
先輩が来るまでの繋ぎをなんとかやりきった。




「中谷、すごいじゃん。初めてなのに、
オーバードライ(乾かしすぎ)になってなかったよ。分け目は反対だったけどね。」


分け目はミスってしまった、、😂が、
オーバードライは
天然パーマの本能で回避した。笑







また、話は学生時代に戻るが
高校生1年生の時、
わたしは生まれて初めて
憧れの縮毛矯正をした。

お小遣いを貯めて、
初めての縮毛矯正。

その仕上がりに、
驚いた。

なんだこれは…
髪の毛がサラサラだ…
一本一本がちゃんと、真っ直ぐだ…
縮毛矯正って、
本当に真っ直ぐになるんだ…!
とにかく、、

サラサラだ!!!!

わたしの髪が、サラサラだ…!!
うぉー!!!




美容室の帰り道、
胸が高鳴った。

家で、シャンプーして、
乾かして、
またまた感動。

乾かすだけで
サラサラだ…😭‼️‼️



ブローしなくても、
乾かすだけでサラサラのストレートだ。
何回も鏡で見て、
やっぱり胸が高鳴って。



ずっと悩んで
悲しくて。他の人がうらやましくて。
うらやましくて悔しくて、
その思いは、
わたしの性格まで曲げた気がする。


でも、
その思いは
縮毛矯正で髪の毛がサラサラになったら、
心の中の何かが変わったのだ。

この、髪の毛がサラサラになった感動が
美容師への進路のきっかけだったかもしれない。


美容師時代は
縮毛矯正のお客様を
ストレートアイロンで癖を伸ばす時は
誰よりも特別な気持ちで
アイロンに挑んだし、
アイロンの作業がすごく好きだった。

どんな癖も、伸ばしてみせる!
1本も逃さない。

怖いほどの執念深さだ。笑





自爪育成には、
わたしの経験した
縮毛矯正をしたときの嬉しさと
同じものを感じている。




ずっと、嫌で
悲しくて、悔しかったもの。
自分の体の一部。
気にしているところ。
人と、比べてしまうところ。




性格まで、曲げてしまうほどに
たくさん、
誰かに言われたり、見られたり
してきたもの。


体の一部なのだから
道具のように取っ替えてつける、と
いうわけにはいかないもの。


他人からすれば、
そんなたいしたことない。と言われるけど
自分にとっては
ものすごく嫌なこと。



それが、
見るたびに
目に入るたびに
ウキウキして
何度も鏡で見て、
触って確かめて、
胸が高鳴るものに変わる。






自分の爪を見て
そうなったら、
最高だと思いませんか…!









自爪育成は、
ネイリストの技術と、
お客様の手の使い方、
お客様の家での指先のお手入れ、

ネイリストとお客様が
2人で頑張ってやっていくものなので、

自爪育成のネイルだけしとけば
変わるわけじゃないのですが




中学生のわたしが、
毎日ブローをして、少しでも、
真っ直ぐに、って
頑張っていたように、


髪の水分量とブラシで引っ張って
テンションかけてブローすることを研究
したように、



こんなにずっと
悩んできたコンプレックスを
どうにかしたいと
このブログに辿り着いてくれたあなたは


きっと、


手の使い方を研究したり、
考察したり、
自爪育成には欠かせない、毎日のオイルケアも
楽しんでできるはず。


わたしにも、
髪の毛のコンプレックスがあったから
爪で悩むお客様の気持ちがすごく分かる。


美容師を辞めて、
気づけば
ネイリスト歴の方がはるかに長くなった。




ストレートアイロンを
ネイルの筆に持ち変えて

わたしは今日も、
お客様のお爪と向き合う。




ストレートアイロンで
お客様の癖毛を伸ばすのが大好きだったように、

ネイルでお客様の指先が美しくなるのが
たまらなく好きで、胸が高鳴る。


甘皮のケアも好きだし
ジェルを塗るのも好き。
日々、技術の研究も止まらないし
もっともっと上手くなりたい。
もっと、喜んでもらいたい。




最近では少し苦手だった
爪の形の整えも好きになって、


家の窓や、スーパーの自動ドア、
目に映る全ての四角いものが、
爪のスクエアの形に見えてきてしまうほどだ。




わたしの自爪育成へ思いが
悩んでいる
あなたへ伝わりますように


盛岡市自爪育成サロンLUNA LUNA
公式LINEはこちらから。
LINEからご予約できます。
↓↓↓
友だち追加