令和6年 勉強会・懇親会 その2
前回のつづき。
私の話が終わって、
続いては勉強会がスタートです
ここ最近の建設業は技能者に関するキャリアアップシステムという新しい仕組みや安全に関する法律が毎年のように変わっています。
どれも重要で、それらを勉強するのにはこうして全員集めてわざわざ勉強会を開催しなければ伝えきれません。
例年は4月に安全衛生講習会を開催しておりましたが、それだけでは伝えきれず新年会に合わせてこのように勉強会を開催することにしたのです。
今年安全関係で大きく変わる法律がいくつかあり、それを平木課長からレクチャーしてもらいました。
今回の勉強会の目次がこちら
一つ目は大きな建物を作るのに必要な足場に関するものです。
今まで敷地が狭い場所で使われていた、一足足場と呼ばれるものが基本使えなくなります。
こちらは足場を設置する元請けさんに関わる問題ですが、このような知識を私たちも押さえておく必要があります。
さらに、私たちに関連することが一つ。
それは足場作業にかかる前に、指名された責任者が足場を確認しなければならないということ。
これは今までもされてきたことですが、これが法律化されることになりました。
そして、点検記録を残しておかなければなりません。
2つ目は、化学物質に関する法律です。
こちらは今年4月から施行されます。
建設業で使用されているほとんどの材料が、この化学物質に該当すると言っても過言ではありません。
それに関しての現場での注意事項などを日々使っている材料をもとにお勉強。
下の写真は会社の方で作成し現場にに提出している化学物質と取扱いに関する、安全作業計画を示したリスクアセスメントという書類です。
これらも現場で働いている作業員が、知っていなければなりません。
ただの事務方が出している書類で終わらせず、現場と一致していることが何より大切です。
会社事務と現場をリンクさせるとてもいい機会になりました。
3つ目は、テールゲートリフターに関するもの。
テールゲートリフターとは、トラックの荷台に荷物を載せるのにトラックの後ろにエレベーター見たいなものがついていて、それを使うと重量物を楽に荷台に載せることができ、とても便利で当社のトラックにも付いているものがあるのですが、
それを使用するには特別教育という講習を受けることが義務づけされます。
これらのこと、日々現場で働いている人はなかなか知る機会がありません。
ところが、これらのことを知らないで作業していると法律違反者となってしまうわけです。
だからこそ、社内でこのような勉強会をタイムリーに行うことはとても大事ですね。
そして昨年の振り返りをいくつか
良かった点
改善点などをいくつが紹介
朝晩の車の出し入れについての細かい安全事項も再確認。
ここで紹介したのはほんの一部分で、まだまだたくさんあるんですよーー
平木課長のレクチャーもわかりやすくとても良かったです
会場を借りて、当たり前だけど、この勉強会の時間もみんなにお給料を払ってということを考えるとお金もたくさんかかりますが、やらなければなりません。
それが企業としての責任であるし、従業員の意識向上、そして何より従業員の安全を守ることに繋がります。
最後は今年一年の無事を願い安全コールを行い、勉強会を終了
そして場所を変えて懇親会。
みんなで美味しいものを食べて、
今回はじゃんけん大会で、商品券争奪戦!
勝ち残ってきたメンバーで決勝戦はあっち向いてホイ
先輩も後輩も関係なく
こういうこと続けていきたいですねーー
今年一年も無事に過ごせますように・・・・