外壁がお目見え | 中屋敷左官工業(株)

外壁がお目見え

こちらは旧本社事務所の昨年3月の写真。

築70年近く経っている事務所でした。

打ち合わせスペースもろくになく、お客様をおもてなしするスペースもありませんでした。

ここ数年、設計事務所様はじめオーナー様もお越しになる機会が増え、これではいけないと覚悟を決め、

未来を見据えて新社屋建設を決断し、古い事務所を解体し、

まっさらの地面にリセット。

コロナ禍の中、2020年4月13日に起工式を執り行い工事がスタート!

 

当初の予定ではとっくに新事務所に引っ越しているはずが、一年経ってこのような状態でした。

おかげさまで日々忙しくさせていただき、お客様のお仕事がもちろん最優先なので、本社の施工は暇を見てやるというのが決まりごとなので、この遅れはある意味嬉しい想定外。

 

4月に入り、ようやく外壁を仕上げる人的余裕が出てきて、外壁の仕上げ工事がスタートしました!

社屋の外壁の仕上げはさてなんでしょう?

過去にもお伝えしたことがある洗い出しシート、別名ネットストーン仕上げです。

30センチ角のネットを繋ぎ合わせて貼り付けて壁を仕上げていきます。

石のネットを貼り付け、乾燥後に目地埋めをしてから表面を洗い出すことで、洗い出し仕上げの出来上がりーーー

 

今回の社屋の外壁はさらにその進化系に挑戦しました。

施工メンバーの平均年齢は27歳という若手チーム。

技能研修センターでモックアップを作り、施工要領をしっかりと掴んで施工しました。

この仕上げは一人で仕上げることができず、チームワークが必要とされます。

皆で協力しあい、自分達のこれから使う社屋を自分達で作る。

皆、真剣で集中して良い顔してるビックリマーク合格

妥協せず仕上がりにこだわって作業。

 

そして出来上がった外壁がこちらビックリマーク

いい感じーーーーーグラサングラサングラサン

とても重厚感のある仕上がりになりました。

こちらは裏面からのアングル。

 

今回の仕上げの何が洗い出しシートの進化系かというと、石を貼り付けた後、目地埋めをしていないのです。

すなわち、洗い出し仕上げではなく、ネットストーン仕上げです。

壁をアップにするとこんな感じで、石の粒しか見えません。

洗い出し仕上げももちろん悪くはないですが、今回のネットストーン仕上げはいい意味で「和」の雰囲気が出ないので今回の本社の外壁には良い感じです。

 

日の当たり具合によって見え方も変わり、雨の日には、石に水打ちをしたようにキラキラと濡れ色になります。

 

下の写真は足場のシートが外された時の写真。

この仕事に携わった若手が自分達の仕事を振り返っていました。

皆、きれいな外壁の出来栄えに嬉しそう。デレデレデレデレデレデレ

 

新社屋は社屋の機能としてももちろんそうですが、ショールームとしての機能を持ち合わせ、

さらに新技術・新商品の開発、若手の教育、チームワーク、仕事へのこだわり等々、本当にたくさんの価値を生み出すものになっています。

 

新社屋はまさに中屋敷左官工業の未来づくりです!

ようやく外部が終わりましたが、内部はまだまだたくさんの左官工事が残っています。

内部の仕上げも、もちろん様々なこだわりが満載ビックリマーク

 

おたのしみにーーーちゅー