なぜこんな短期間にこれほどの変化を遂げられたのか?
今では採用にはまったく苦労しない会社となりましたが、
ほんの5年前までは、建設業者のみなさんとま〜ったく同じ悩みを抱えておりました。
こんな会社になったのはたったの5年間のことです。
なぜなのか?
6年前に作成した当時の当社の年齢分布表です。
この表が私を突き動かしました。
当時私は44歳。
ピンクでマーキングされているのが60歳以上。
10年後には平均年齢61.62歳。
でもよく見ると、85歳を含め80歳以上が3名・・・働けているはずがない。
70歳代が5名・・・これも微妙。
60歳代が12名で、60歳以上が20名もいる。
10年後、私は54歳。
まだこの仕事で商売しないと自分の生活もままなりません。
6年前、技能者高齢化の危機感はきっと誰よりも強かったんだと思います。
だから本気で動きはじめました。
だってなんとかしないと自分の未来がないんだから
上手く行く方法を知っていたかというと・・・もちろんNO!です。
私の周りに「若手の採用と育成」で成功している人は誰もいなかったし・・
あれから五年経った今どうなったのかというと、
こうです。
職人数48名、平均年齢42.8歳。
5年前のメンバーは、引退やご病気等で4名がいなくなっています。
5年前、な〜んにもやっていなかったとしたら現在職人数30名でした。
5年前の未来予想図を大きく変えることに成功しました。
今こうして振り返ってみて、成功する秘訣はたった一つ。
「絶対にやるんだ!と決めること」これだけです。
最近、多くの方から採用と育成の相談を受けますが必ずこの質問をします。
「もし、来年の今日までに25歳以下の若者を3名採用し、その若者が3年間辞めなかったらあなたにキャッシュで三千万円あげます。」と言われたとして、あなたは今までと同じ行動をとり続けますか?と。
今のところ質問した全員が「違います」と言います。
ということは本気で変わろうとは思っていないということなんです。
「そんなにもらえるんならそりゃやるけど」って・・・よ〜く考えてみて下さい。
25歳以下の若者3名を採用して、3年間辞めなかったとしたら・・・
会社にどれほどの利益をもたらすのでしょう?
そしてそれ以降、長期的に考えてみてみるとどれほどの利益をもたらすのでしょう?
三千万どころではない金額がもたらされるのではないでしょうか?
分割払いにはなるかもしれませんが、三千万円はもらえるはずです。
なぜこんな短期間にこれほどの変化を遂げられたのか?の理由それは・・
私は6年前に、皆さんより一歩早くこのことに気付いただけなんです。
そして「絶対に採用して、育てるんだ!!」と人生を賭けるほどの情熱を持って動きました。
たったそれだけの違いなんです。