国立スポーツ科学センター | 中屋敷左官工業(株)

国立スポーツ科学センター

一昨日は日本柔道復活の理由についてお伝えしました。

今日はもうひとつだけオリンピックネタです。

 

今年のオリンピックにおける日本選手の成果は史上最多の41のメダルという素晴らしいものでした。合格

 

「近頃の若いもんは・・・優秀ですね!」

 

それもみんな若い!

 

十代でオリンピック選手なんてザラ。

ということはせいぜいその競技の経験年数は十年ちょっとです。

それでもって世界のトップアスリートなんですから。

 

ひと昔では考えられませんね。

 

これにも理由があるはずです。

だってね〜おぎゃ〜と生まれてきた赤ちゃんの時は昔も今もそれほど変わらないはずなんですから。

では、昔と今、何が違うのでしょうか?

 

皆さん、この建物をご存じですか?

「国立スポーツ科学センター」

オーストラリア国立スポーツ研究所をモデルとして作られ、スポーツ競技団体・スポーツ研究機関などと連携して、研究の推進・トップレベルの競技者およびチームの国際競技力向上への支援を行っています。

この施設はJOCに加盟する競技団体とそれに属する競技者のみ利用可能な特別な施設なんです。

 

私もホームページで調べてみました。

これが本当に興味深い内容ばかり。(国立スポーツ科学センター)

2001年に建物が完成し、国立スポーツ科学センターが発足。

その後、2007年にナショナルトレーニングセンターが完成。

ジムもハイパフォーマンスジムと称され、低酸素トレーニング室、超低温リカバリー室などもあり、従来のトレーニング体育館では出来なかった特殊なトレーニングや新たに開発されたトレーングが行えるようになっている。

その他、心理学実験室、映像編集室など、今までにない取り組みがたくさん!

 

すごい数の競技のトレーニングセンターがあるのにビックリ!

一度見学してみたいものです。

 

このホームページを見て一番興味深かった内容がこれ。

「この施設が出来る前までは、スポーツ科学とスポーツ現場は一部の競技を除き必ずしも連携が良好とはいえない状況であった」と代表者挨拶で述べられていたことでした。

 

ということはこのスポーツ科学センターが出来たことによって、スポーツ科学とスポーツ現場の連携が成されるようになったということなのでしょうね。

 

偶然、テレビで卓球についてこの施設が取り上げられていたのですが、実際のオリンピックの競技場と全く同じ環境が作られていたんですよ〜

さらにトレーニング場にスピーカーから大歓声の音が大音量で流れるようになっていて、本番を想定したリアルな練習が出来るようになっていました。

福原愛選手が「この施設がなかったらメダルは絶対に取れなかったと思います」という言葉も頷けます。

 

その他、この施設ではメンタルトレーナーもいて、競技者のメンタルトレーニングもしっかりサポートされている。

 

こういうトレーニング法の開発や研究は日本の得意分野でしょうねきっと。

それが今まで現場と繋がっていなかったなんて・・・もったいなかったんですね。

 

この施設が出来たことにより、スポーツが科学され研究され、そしてそれが選手に活かされたことも、今回の史上最多のメダル獲得に大きく貢献したのではないでしょうか。

 

この流れは今回のオリンピックの成果を踏まえ、成功モデルとしてどんどん活用されていくはずなので、今後の日本のスポーツ界は楽しみですね〜

 

4年後の東京オリンピックではどんな活躍が見れるのでしょう。

今から楽しみです!