大自然が教えてくれること | 中屋敷左官工業(株)

大自然が教えてくれること

コーンの種を蒔けばコーンの実が成る。
$中屋敷左官工業(株)-コーン

『「思い」という種を蒔き、「行動」という肥料を与え続けていく』

そうすれば、かならず「思い」は実現し、「成果」という実を刈り取ることができると私は信じています。

でも・・・・

実はこれだけでは足りないと感じています。

これも同じく自然の例を見てみると・・・

秋にコーンの種を蒔いたらどうなるでしょう?

そうです、冬が来て芽は育たず、種はダメになってしまいますよね。

「種には蒔く時期があるということ。」

種を蒔く時期を見定めねばなりません。

もうひとつ。

土が枯れている土地に種を蒔いたらどうなるでしょうか?

はい、芽が出ることはありません。
仮に出たとしても痩せた芽しか出ませんよね。

「種を蒔く場所が大切ということ」

これをビジネスに当てはめてみると、これこそが市場調査であり、マーケティングであると考えています。

自分達の「思い」は、今の時代に受け入れられるのか、これからの時代にマッチしたアイデアなのか?

どんなに素晴らしい「思い」であっても、時代の流れにあっていなかったり、そこにニーズがなければ、その「思い」が「成果」という実を生み出すことはない。

左官にこれを当てはめてみると・・・

左官の技術そのものには実は価値はありません。
ニーズがなければ、たとえそれがどんなに優れた技術であっても、それは趣味の世界。

左官の技術が社会の誰かの役に立ち、価値を生み出してはじめて仕事となる。

「左官という技術を用いて、今この時代にどんな価値を創り出すことができるか?」

これを緊急にやらなければ、左官の技術は一部のマニアの仕事となってしまう。

左官という素晴らしい技術を決して趣味の世界にしてはいけない・・・。

技術を磨くのと同じだけ、いやそれ以上に「この技術をこれからの時代に活かせる仕事」を創り出す努力をしなくてはならないと強く感じています。