どうしてもそうくるか!! | 中屋敷左官工業(株)

どうしてもそうくるか!!

お盆休み前からの超突貫工事、「古くなったタイル外壁がカッコいい塗り壁に」現場。

みんなの頑張りのお陰で12日には無事下地モルタルを終えることができました。
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お盆休みを特殊モルタルの養生期間にあて、16日にプライマーを塗ろうとしていたら・・・

大雨・・・・

やむなく16日の作業は中止。

翌日の天気予報も芳しくなく、おまけに長雨のせいで外壁が濡れてしまっていて、外壁が塗れているとプライマーは塗れないのです。

「やばい・・・」

17日とりあえず二人現場に行って養生や段取りを進めました。

すると・・・

「天気が回復してきて壁が乾いてきた」と現場から連絡が入りました。
そこで上西工事長が現場に直行!!

何をしに行ったかというと、外壁の水分量の測定です。
10%以下の水分量まで乾いてくれればプライマーを塗ることができるのです。
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OK!!

こういう見えないところを大事にするのが中屋敷ベーシックです。
どんな良い材料も使い方ひとつ間違うと、剥がれてきたりすることもあるからです。

天気が良くなることも当社の工事長は想定していて、午後から増員!!

なんと素晴らしい読み!段取り!さすが上西工事長!!合格

プライマーの乾燥時間をおいたあと、下塗り開始!!
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この写真を見てわかる人にはわかると思いますが、安全帯をしっかり使用して作業しています。
どんなに突貫工事でも一番大事なのは「安全」です。

「安全第一」

こうして、雨というハプニングを乗り越え、翌日から仕上げに入る準備が整いました。
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そして翌日、仕上げの日を迎えました。

今回の仕上げは「エンシェントブリック」というテクスチュア。
当社にとってはいつもの何の問題もないパターン。

しかし他社の応援の職人さんもいたので、みんなで実際に施工する前に試験施工を行おうということで、「まあ、一応確認するか」という軽い気持ちで私は現場に向かいました。

試験塗りが始まりました。

「ん????!!!!」

材料がいつもとちがう・・・・。

いつもの通り塗ってパターンをつけていくのですが、材料が粘ってしまってまったくエンシェントブリックのパターンにならない。

実は同じ事が昨年もあったのです。
アイカ工業によると、濃い色の材料の場合そういことが起きる場合があると。
そのときは、JP650という樹脂量の多い材料だったので、材料をJP100の物に入れ替えてうまく仕上げる事ができたのです。
今回はその経験を踏まえJP100を手配していました。

今回の材料はJP100にもかかわらず全然だめ!!
吉田、菊地のジョリパットコンビ2人がかりでもまったく仕上がらない。
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朝から職人7名段取りして、材料は30缶トラックに山積み。
のこり3日間でなんとしても仕上げなければいけない。
材料を入れ替える時間もない。


何故だかわかりませんが、どうしても楽に仕事をさせてもらえません。

また新たな試練が目の前に・・・

今回の仕上げは大丈夫だろうと思っていたのに・・・

「どうしてもそうくるか!!」

こんなことで負けてたまるか!!

さあ、どうする!?