〜政権をまたぐ形で米国がここまでの懸念を表明した意味を、世界人類は重く受け止めるべき。〜



📸写真は2018年撮影。アメリカ亡命中でウイグル人組織「世界ウイグル会議」の代表を務めたラビア・カーディル氏(写真右側白色のジャケット)


☆ブリンケン米国務長官は就任後初の記者会見で、トランプ前政権が所謂ジェノサイドと認定していた、中国政府による新疆ウイグル自治区での少数民族に対する行為を「ウイグル族に対してジェノサイドが行われたという認識は変わっていない」と、前政権と変わらない認識であることを表明しました。


「分断」と称されるほど、米国史上、最も厳しい大統領選挙を闘ったといっても過言ではない、前トランプ政権と現バイデン政権。


その意味を踏まえた上で、バイデン政権の外交を担当するブリンケン国務長官から、新疆ウイグル自治区での少数民族に対する中国政府の行為について、ある意味トランプ前政権が認定したものを、踏襲すると言うことをハッキリと世界に表明したことになる。


日本政府もそれを受ける形で、茂木外務大臣から、政府としての考え方が表明された。


様々な方法で情報を入手することができる、そんな時代。


政権をまたぐ形でアメリカが、ここまでの懸念を表明した意味を、世界全人類が考えなければならないと強く思う。


中山泰秀


NHKニュースより


米国務長官 ウイグル族“中国政府がジェノサイド”と表明 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210128/k10012836781000.html


中国政府のウイグル族などへの行為 “日米で連携” 茂木外相 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210129/k10012839051000.html