おはようございます。


米韓合同軍事演習に反発している北朝鮮。

2週間余りの間で、5回目の発射を今朝行いました。


見方によっては、北朝鮮が米韓合同軍事演習に対して反発している様にみえますが、別の見方によっては、北朝鮮も自ら米韓合同軍事演習に加わっている様にもみえます。悪役(米韓に対する敵の役)で。


これにより、米韓合同軍事演習にリアリティー(現実味)が増し、演習の緊張感や兵士達の士気は上がり、実戦さながらの緊張感に満ちた演習に臨む事が出来るでしょう。


何れにせよ北朝鮮による拉致、核、ミサイル等の予期せぬ行動は看過できるものではなく、常に世界に対して迷惑なだけであると言う事実に、全く変わりはありません。


また過去においては、今話題になっているイランのミサイルを、北朝鮮がメンテナンスし、その対価をイランから得ていたと言う事実を直視しなければなりません。


昨年北朝鮮による同様の行動が連続した際、自民党本部において協議を重ね、特に国民保護に関する考え方を政府に対し申し入れを行いました。


私自身はイスラエル政府の国民保護に対する取り組みを模範とし、しっかりと充実した国民保護施策を日本国内においても早急に実施、実践すべきだと考えています。


ここには政府の責務と言う意味のみならず、国民自身が、自分の身は自分で守ると言う基本的な防衛本能を原則とし、国家の基本的な考え方である、国民の生命と財産、領土、領海、領空は断固守り抜いて行くと言う事を、我が国周辺環境の現実に応じる形で、本気で前進をさせて行くという事です。


戦後74年経過した今の日本が、安全保障の問題に関してあまりにも鈍感すぎる事が、世の中で言われる所謂「平和ボケ」の状態だとすると、これから先、子供達や孫達が人口減少社会の中、今後日本の安全、安心を、継続できるのかどうかと、憂慮せざるを得ないのが現実だと考えています。


先ずは日本の政治家が世界をよく観ながら、常に現実的な対応を想像力を活かし、未来予測しながら考え、知恵を絞り、紙に書いた言葉だけに終わらせない様なより具体的な行動結果を後世の日本人の為に遺して行かなければならないし、今やらないでいつやるのだと言う気持ちで、常に心の中に多少の怒りを覚えています。


読者の皆様方からすれば、筆者である私の言っている事を理解して頂ける方もおられれば、その為の政治家なのだから、早急に結果を出せとの私以上に更なる怒りを抱いておいでの方もおられると思います。


国民保護における文書作成過程で、「国民保護、例えばシェルター等」と文言を削り落とされずに、党本部で作成する案文に入れる事すら当然でもありますが、そこには政治家、役人等との議論があり、コンセンサスが得られなければ文言を入れる事すらできません。


前回作った文書の中には、国民保護に関してシェルター対策も含めた、しっかりとした文言が盛り込まれたわけであります。


繰り返しますが、後は書いた事を実践するのみ。


ほぼ日々常態化しつつある安全保障上懸念を有する問題に関して、用意周到な準備に取り掛かるべき時が来ていると思います。(正直、遅いとも思いますが、とにかく今からでもやるしかない。)


また他にも日本を将来の子供達の時代にわたって守り抜く、個人的なアイディアも持ち合わせています。


しっかりと色々な案を具現化させて行き、数々の難局を乗り越え、日本を力強い国家として今後の時代も存立させる為、尽力して参ります。




乾坤一擲

中山泰秀





以下NHKニュースより。

北朝鮮 日本海に向け 飛しょう体2回発射
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190810/k10012030701000.html



北朝鮮 日本海に向け 飛しょう体2回発射


08/10 07:34


韓国軍の合同参謀本部は10日朝早く、北朝鮮が東部のハムギョン(咸鏡)南道ハムン(咸興)付近から日本海に向けて飛しょう体を2回発射したと発表しました。北朝鮮による発射は2週間余りの間で5回目となり、現在、合同軍事演習を行っているアメリカと韓国をけん制するねらいがあるとみられます。


韓国軍の合同参謀本部は10日朝早く、北朝鮮が東部のハムギョン南道ハムン付近から日本海に向けて飛しょう体を2回発射したと発表しました。韓国軍はアメリカ軍とともに詳しい情報の収集や分析を急いでいます。


北朝鮮は先月25日に東部のウォンサン(元山)付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体2発を発射したのに続いて、

先月31日、今月2日、6日にも発射に踏み切っていて、北朝鮮による発射は、この2週間余りで5回目となります。


北朝鮮はアメリカ軍と韓国軍が現在行っている合同軍事演習に強く反発していて、今月6日の発射のあと、北朝鮮の国営メディアはキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、米韓両国に「警告を送る機会になるだろう」と述べ、発射を高く評価したと伝えています。


また8日、アメリカのエスパー国防長官が就任後初めて、ソウルを訪れて、ムン・ジェイン(文在寅)大統領やチョン・ギョンドゥ(鄭景斗)国防相らと会談し、北朝鮮への対応で協力を確認したばかりで、北朝鮮としては、米韓両国をけん制するねらいがあるとみられます。


防衛省 “日本への直接の影響 確認されず”


北朝鮮による飛しょう体の発射について、防衛省は日本の領域や排他的経済水域への飛来は確認されておらず、これまでのところ日本への直接の影響は確認されていないとしていて、引き続き警戒と監視にあるとともに、北朝鮮の意図を分析しています。


米高官「日韓と緊密に協議」


北朝鮮が飛しょう体を発射したと伝えられたことについてアメリカ・トランプ政権の高官は9日、NHKに対し、「われわれは北朝鮮から新たなミサイルが発射されたという報道は把握しており、引き続き、状況を注視している。同盟国である日本や韓国と緊密に協議している」というコメントを出しました。


アメリカのインド太平洋軍の当局者はNHKの取材に対し、「新たなミサイルが発射されたという報道は把握しており、状況の監視を続けている」と述べています。