おはようございます。


韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射事案について、自民党本部で会議を行いました。


自衛隊側に、韓国が常識では考えられない危険な行為を行ったと言うこれだけの確固たる証拠があるのにもかかわらず、韓国側が平気で"嘘"をついているという事に、一体どの様な意味があるのかを、よく考えなければなりません。


改めて申し上げますが、火器管制レーダー照射は基本的に、火器の使用に先立って実施する行為であり、これを相手に照射する事は不測の事態を招きかねない危険な行為であります。我が国からは21日に韓国側に強く抗議を実施し、防衛省が本件について公表を行いました。


事案が発生したのが、今月20日、15時頃。何故、公表までに時間がかかったのかと言えば、日本が他国に抗議をするのにあたり、慎重かつ詳細な分析を行い、きっちりとした証左に基づいて抗議を実施する為の、遺漏なき事を考えたデータ収集によるものであったが為でありました。


他方で私の目から見ると、韓国側は十分な証拠を示す事もないままに、日本側から突き付けられた証拠付きの強い抗議に対し、にわかにつじつま合わせを行うかのような見解を表明しているやに思います。


例えば、韓国側が主張している当日の天候については、記者会見で発表している様な状況とは真逆で、当日現地の海域は全く天候が悪くなかった。


こんなものは今の時代、調べれば分かるわけで。。。


こんな簡単な嘘を見抜かれないだろうと思い、公式な記者会見で発表するような稚拙な行為を国家が行っている状況を見ると、北朝鮮の行っている行為行動と、どことなく似ている様な気がしなくもない。


また、そのように思われても仕方がない。


この様な現状のままで、事態を収めるわけには参りません。韓国側の主張に対し、納得が全くできません。


韓国側政府関係者に申し上げたい。

今更ではあるが、あなた方の軍隊が行ったミスを、素直に認めて謝罪を行い、同時に関係した人達を処分すれば、きちんと解決できる問題なのではないでしょうか?


国家としてのけじめが、あまりにも悪いのではないでしょうか?


このままでは、韓国自体が国家としてのクレディビリティーを、自ら貶めているように思うのですがいかがでしょうか?


さて翻ってみれば、韓国が日本に対しやろうとしている事は、いつもと同じ宣伝戦の様に思います。


韓国とは平時から、日韓間で様々な意見の食い違いがあります。


歴史認識、竹島、最近では旭日旗、観艦式など、並べればキリがありません。対北朝鮮外交に関しても、多少の温度差が感じられるのも事実です。


昔から、「嘘つきは泥棒の始まりと言います」。


韓国側には、きっちりとした証左に基づかない発表は改めて頂き、世界から見て真っ当な意見表明を行って頂きたいものです。その際には、当然、証左を示しながらの説明をよろしくお願いします。


エスカレートさせるのはいつも韓国の側にあると言う事を、そろそろ気付かれるべきではないでしょうか?


以上、この問題に関しては引き続きフォローアップして参りたいと思います。



中山泰秀



以下は、会議で配布された資料です。