大阪北部地震発災から、最初の週末を迎える事になる地元大阪。
今朝は震度6弱の揺れに襲われた、地元大阪市北区内に所在する小学校の土曜授業が開催され、生徒、保護者、地域自治会、そして学校による、4者合同の防災訓練が行われた。
訓練で想定されている地震発災後、全校生徒が約3分で校庭に避難し集合。その後、子供達は自分が住んでいる各地域自治会のプラカードの元へ移動。そして子供達に続けて、保護者が同じプラカードの元へ。
大阪市内中心部では、近々学校の教室が不足する程タワーマンションが林立し、文部科学省からは「大阪市の都市計画は不明瞭」との指摘まで受けている。中には自治会に入らない方も増えて来ているとの事で、自宅がどこの町会に所属しているのかを、把握していない方も多いとの声があった。その様な環境が変化する中で今回行われた防災訓練は、非常に有意義であると感じた。
命を守る為の施策を、国と地方そして何よりも地域が更にしっかりと結びつきを強めながら、色々な前例を踏襲しつつも、他方で過去にとらわれない新たなアイディアを導入していける様な方向性で行われる事を試みたいと思います。

乾坤一擲
中山泰秀