{5AD6A047-04F9-4FBB-A67E-97DE60421EB6}

大韓民国の、外交姿勢について思う。

いわゆる慰安婦問題をめぐる日韓合意について、韓国のムン・ジェイン大統領は今月10日、日本政府に再交渉は求めないが、政府間で条件と条件をやり取りして解決できる様な問題では無いとし、事実上、前朴槿恵政権時の誤った判断によるものであったとの外交と言うよりも内政に対する認識を示し、他方で改めて日本側に対しては謝罪を求めている。

日韓合意は国家と国家の約束であり、これを守る事は国際的かつ普遍的な原則だと言う日本側の認識に一切の変化は無く、韓国側が一方的に更なる措置を求める事は、全く受け入れる事などできないと認識している。

その上において日本側は、約束した事はすべて誠意を持って実行しているところであり、韓国側においても、速やかに実行するよう強く求めて行く事が至極当然であると思う。

ムン・ジェイン大統領率いる現政権の自信の無さが、韓国の外交姿勢からより一層感じ取れる気がする。

韓国政府の国際場裡における信用と信頼が、失われかねない事態が起こるかも知れない。 


中山泰秀