おはようございます。
朝から落ち着かないニュースがはいってきました。
トランプ米国大統領がFBIのコミー長官を解任したとの速報が入りました。
先週訪米時、Facebook等にも書かして頂きましたが、上院の公聴会において各委員からの鋭い質問にFBIのコミー長官が答えていた姿を思い起こします。
無論質問の中身は、米国大統領選挙の際に行われたとされる、ロシアからのサイバーアタックに関する問題や、ヒラリー・クリントン氏に関する保秘メール送信問題等が中心でありました。
トランプ米国大統領がまさにこのタイミングでFBIのコミー長官を解任した事により、米国国内においていささかの波紋が広がることが予測されます。
世界の政治において色々な意味で変革の時期を迎えている時だけに、米国の内政における安定性が求められている時だと思います。
米国における民主主義政治において、米国国民が希求する『真実は一体どうなっていたのか?』と言う問いかけに対し、トランプ米国大統領がどのように説明し、応じていくのかが米国国民のみならず、世界の注目を集めることになると予測します。
特にインテリジェンスフィールドに携わる方々においては、今回このFBIのコミー長官解任に関する取り扱いを、彼らにとってもよりシビアに見極めていかなければならないと考える人たちが多いように予測します。
いずれにしても、トランプ米国大統領のインテリジェンスフィールドに対するある一定の考え方が示されたと解釈することができると思います。
この問題をトランプ米国大統領の政治的手腕でどのようにハンドリングしていくのか、今後の推移を見守っていきたいと思います。
中山泰秀