スノーデン容疑者事案が表の世界に露呈して以来、20世紀の冷戦構造下における「情報という世界」の諸問題が、あらためてその重要性とともに21世紀の時代にもその世界には基本何等の変化も無いという事を表している。

当然の事だと思う。

日本が「平和ボケ」過ぎる。これらの世界からある意味の「逃避」をしていた。政治家も国民も。

一番狙われるのは日本。

スノーデン容疑者が持ち出した情報の内、最も狙いやすく、影響をそれらの「行為」や「国」を介して世界に与えやすいその計画の対象国は日本だろう。

日本はあらためて今回の突如としてあらわれた「スノーデン容疑者」というリスクに備えなければならない。

この件は対岸の火事ではない。
もしそう感じているのであれば
その時点で「平和ボケ」。
日本にとってそのリスクは高い。


政治家
中山泰秀




以下、ロイター 及び Record China より。



『スノーデン問題、プーチン氏「米ロ関係の方がはるかに重要」』
ロイター 7月17日(水)17時58分配信

7月17日、米当局の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン容疑者がロシアに一時的な亡命を申請したことを受け、ロシアのプーチン大統領は、米国との2国間関係は同容疑者をめぐる問題よりも重要だとの考えを示した。15日撮影(2013年 ロイター)

[チタ(ロシア) 17日 ロイター] - 米当局の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン容疑者がロシアに一時的な亡命を申請したことを受け、ロシアのプーチン大統領は17日、米国との2国間関係は同容疑者をめぐる問題よりも重要だとの考えを示した。

シベリアのチタを訪問したプーチン大統領は、スノーデン容疑者の一時亡命申請が9月の米ロ首脳会談に影響を及ぼすかとの質問に対し「わたしの考えでは、2国間関係の方が情報機関の活動をめぐる問題よりはるかに重要だ」と述べた。

大統領はロシアがスノーデン容疑者の亡命を認める可能性についてはコメントしなかった。一方で、米国に損害を与える活動を控えるよう同容疑者に伝えたと繰り返した。

米中央情報局(CIA)の元職員であるスノーデン容疑者は、先月23日に香港からロシアに渡って以降、モスクワのシェレメチェボ空港の乗り換えエリアに滞在している。



『イェール大元学長が中国の大学を批評、「人類史上最大のお笑い草」―米華字メディア』
Record China 7月16日(火)23時0分配信

14日、米イェール大学の元学長が同大学の学報に「人類史上最大のお笑い草だ」と中国の大学を批評する記事を寄稿した。資料写真。

2013年7月14日、米華字メディア・多維新聞によると、米イェール大学のベンノ・C・シュミット・ジュニア元学長が同大学の学報に中国の大学を批評する記事を寄稿した。これをきっかけに米国の教育界において中国の大学に関する議論を呼んでいる。

シュミット元学長は「講義や教員、学生、校舎が多いだけ」とし、中国政府とその下部機関によるランキングや「世界トップ100大学」のようなものばかりが評価の尺度になっていることについては「経済的な成功を教育的な成功と勘違いしている」と指摘。中国人がそうしたランキングにプライドを感じてさえいることを「これは人類史上最大のお笑い草だ」と痛烈に批判した。

また、中国の大学における試験でのカンニングや論文の盗作、データの改ざんなど学術界の不正に関しては、「政権が腐敗すると、政府機関や社会機関もショッキングな腐敗や不正を起こすものだということを私たちはこれまでの経験から知っている」とした。

さらに「現代中国の教育者は尊敬に値しない。特に一部の知名度の高い教授だ」と指摘。中国の大学には本当の意味での学術的な自由はないとし、「政治に寄り添い、一部の人間の利益に迎合することは、大学における知と真理の探求を阻害する」と中国の大学を厳しく批判した。(翻訳・編集/岡田)