尊敬する中坊公平先生が天に召された。
残念でならない。
いつか来るであろう「別れ」の日が
とうとう来てしまったと、
深く思う
何とも言えない残念な気持ちだ。

中坊先生とは同じく弁護士を務めていた祖父・福蔵や祖母・マサをよくご存知でいて頂き、
先生のご著書の中で政治家は応援しないが唯一政治献金をする政治家がいると
記しておられるのが私の父・正暉に対するご支援であった。
私も子供の頃父に「今日は尊敬をする弁護士・中坊公平先生のところに一緒に出掛けるぞ、お前もお会いしてご挨拶をしなさい」と
地元南森町の交差点南側にある事務所まで父と伺った思い出がある。

中坊先生ご自身がご尊父様を看病されていた当時のとあるお話で、
「あの世に持って行けるのは思い出だけなのかも知れませんね」と
私の父・正暉に仰られていたお話をいつでも思い出す。
その答えを知る日はみんなにいつの日かやって来てしまう。
誰しもが来て欲しくないと思っているのに。

尊敬する、本当に親しみやすいお人柄であられた
中坊公平先生の御霊に慎んで哀悼のまことを捧げ、
衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

どうか安らかなるご永眠を。

合掌 
中山泰秀