【辛坊治郎氏も賛同出来ないものを、どこのどの議員が納得し賛同出来るのだろうか、実に眉唾な気がする。】

以下、立ち読み週刊朝日より。

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【 辛坊治郎氏 「維新の会の年金改革案は全く現実的でない」】

 

関西発の番組の司会やニュース解説で活躍中の辛坊治郎氏。今から20年ほど前に他界した父の年金納付記録が消滅していたことに端を発し、日本の年金制度に興味を持ったという。

 橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会が掲げる、年金制度改革について、辛坊氏はこう話す。

*  *  *
 先日、大阪維新の会が「船中八策」と称する、目指すべき政治の基本骨格を示した。この中で、年金については、「積み立て方式」と「掛け捨て方式」を併用すると宣言している。

 自分の払った掛け金を将来自分で手にする積み立て方式は、年金の基本思想であるべきだと私も思う。しかし、これも実際の制度設計は難しい。今ある年金積立金総額は、現在の高齢者が毎年受け取っている年金の3年分くらいにしかならない。つまり、現役世代が払い込む掛け金を将来の本人の積み立てに回してしまえば、現在の年金は3年ほどで支払い原資を失ってしまうのだ。

 この事態は、現在の高齢者にとってはもちろん、間もなく受給世代になる40代、50代にとっても破滅的だ。その支給を税で賄おうとすれば、消費税に換算して20%ほどが必要で、これは全く現実的ではない。



※週刊朝日 2012年3月9日号 

http://www.wa-dan.com/article/2012/03/post-371.php



でこれを読み、5月11日本日午前2時31分配信のヤフーニュースを見ると(以下↓)
何となく、何処となく違和感を感じる。


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「<大阪維新の会>他党議員の擁立を検討…次期衆院選」
毎日新聞 5月11日(金)2時31分配信


 橋下徹・大阪市長が代表を務める大阪維新の会が、次期衆院選に向けた政権公約として6月にもまとめる「維新八策」への賛同や理解を基準に、他党の現職国会議員の擁立を検討していることが分かった。「維新政治塾」による候補者発掘に加えて現職議員の擁立を図り、目標とする「過半数の議席獲得」を実現する狙いだ。国政経験がない維新に、国会議員が加わるメリットもある。

 ◇公約賛同が条件

 維新幹部は毎日新聞の取材に「候補者を全員、維新塾から選ぶのは現実には厳しい。他に考え得るのは国会議員、官僚、地方議員らだ」と説明。その上で「維新八策に共鳴し、実行することを確約するのが条件となる」と述べた。維新八策は今年2月に「骨格」として提示されており、橋下氏はその後、「6月上旬までにまとめる」としている。

 次期衆院選に向けて維新は、3月に開講した「維新政治塾」の受講生約2000人を、6月をめどに約800~1000人の「塾生」に絞り込む。現職国会議員については、公募や個別交渉などを検討している。

 現職国会議員が5人加われば、維新は政党要件を満たすが、選挙前の政党化には慎重論も根強い。ある幹部は「何が何でも政党にしないといけないということではない」としている。

 維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は4月以降、自民の安倍晋三・元首相と会談を重ねているほか、民主、自民、みんなの各党の国会議員らとも会合をもった。維新からの擁立に加え、他党との連携も視野に入れており、10日のインターネット動画配信サイトでのインタビューでは「何をやるのかによってチームを作りたい」と述べた。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120511-00000007-mai-pol



【 そこで思う。】

バッジ優先の政治家達が、如何にニセモノであると言う事か、
有権者は少し止まって考える必要性があるのではないだろうか。

国会内にいる政治家達は、今、皆与党感覚になってしまっている。
維新の会が野党筆頭。

そんなポリティカルミリタリーバランスが、腹の据わらぬ政治家達に多すぎてイヤになる。
彼らの臆病が観える。
小選挙区比例代表並立制の導入以来、安もんの政治が実に横行していると感じている。

戦略性の無さを、茶の間で嘆くのみ。
情けない。





以上