【 ナベツネをいじめるな。】



世間の同情は、普段の渡辺主筆の作り上げられた「ワンマン老害イメージ」から、清武さんの方に寄るだろうと思いますが、渡辺さんはお年寄りだけど、政治家の背中に苔のはえた頑固爺さんよりはよっぽど違って、本当は心優しい良い人だと言う事を私は知っています。


マスコミによって作り上げられたイメージを応用しようとしたこういった一連の行為は、本当に怖いなと思います。
簡単に言えば「クーデター」でしょ。
政治の世界では良くある事。


現実的にはこれまでの渡辺主筆の読売新聞社改革・改善の手腕がなければ、とっくに球団も無くなっていたのかも知れないと思うと、渡辺さんと清武さんの立っておられるステージの違いかなと思って観てしまいます。


巨人軍を政争の具に供し、巻き込んでいるのは清武さんの方じゃないのでしょうか。
巨人軍に悪いイメージがあったのだとするならば、それを今回の事でより悪いイメージを強く悪化させたのだと私は思います。

本当に読売巨人軍を愛しているのであれば、このような行為には及んでいなかったのではないのでしょうか。


少なくとも、渡辺主筆のお手紙の話題は常に冒頭「我が読売巨人軍は・・・」で始まり、ユニークで、本当に球団を、選手達を愛して、如何に育てて行き、経営も選手の年俸や放映権等も含めてお考えになられているのかと言う事が、ひしひしと伝わって来る文面です。


あえて、お年寄りだけど心優しい改革派の渡辺氏を個人的に応援します。








中山泰秀





以下、共同通信より
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011111101000396.html

【巨人代表が渡辺会長を内部告発 「球団私物化」と】


会長と代表の対立「残念」
人事めぐり渡辺会長を批判
 プロ野球巨人の清武英利球団代表(61)は11日、東京都内の文部科学省記者クラブで記者会見し、渡辺恒雄球団会長(85)が来季ヘッドコーチ人事で既定路線とは違う江川卓氏(56)を推したことを明らかにした上で「会社の内部統制に大きく反する行為。不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を私物化するような行為を許せない」と、企業統治の在り方の観点から渡辺会長を内部告発した。

 球界を代表する名門球団で、幹部がトップを批判する極めて異例な事態。読売新聞東京本社広報部は「今回は巨人軍の人事をめぐる話であり、読売新聞社としては対応はしない」としている。

2011/11/11 21:57 【共同通信】