【これは問題だ。同時に事件が起きてから時間はかかったが、廃刊という決断に至るだけ自浄作用は効いているのか?】



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日本においても、マスコミ報道は過熱を極めている。
けっして他人事ではないし、対岸の火事でもない。

「知る権利」を笠に着て、また盾に使い、傍若無人な報道情報奪取合戦には限度を通り越したものがある様な気がしているのは私だけではないと思う。
ネタ元に関しても、とても信用に足らない人物や出所からのモノを、大きく「化けさせたり」も常套手段だ。
本当に何が問題で、何が善で悪なのかの判断も過日の検察庁の問題と何ら変わらない様に思う。

事件の捜査に関係している当局からのリークも激しく、畏怖すら感じる。
霞が関やその他公的な機関からのリークも経験した私からすれば、英国のニュースであっても、個人的な関心は非常に高い。

日本では、大臣室からでも情報は漏れるのだから。また漏らした者、漏らす事を促した者に対する処罰等は未だに講じられていないのだから。
ボケた閣僚ばかりでは、高級官僚の言う事に洗脳され、若手の政治家の警鐘に気付く事すらなかったのだから情けない。何の為に政治家を大臣に任命しているのかと言いたくなる。



【日本においても、近い将来同様の事が起こる様な気がする。】



もう既に起こっているのかも知れない。
ただ隠蔽されていて、表には出て来ないだけなのかも知れない。

犯罪被害に巻き込まれ、亡くなられた、女の子のご冥福を心よりお祈り申し上げると同時に、今後この様な犯罪被害者の留守番電話を勝手に第三者が消去したりコントーロールする事、また間違った情報の導火線に、誤って火を付けて、世間を必要以上に騒がせようとするモノに対しても、必要な措置を講じる事を可能にする法整備なりの検討を、我が国でも行うべきなのではないだろうか。

日本が実は1番恐ろしく情報コントロールがなされている国家である事を、国民は強く意識せねばならない。

いつの時代も変わらない。
本当の権力者は、姿を現さないのだから。
もしかしたら、そんな者はいないのかも知れない。

記者を職業にする人達も、余程気を付けなければならないが、彼等の日々の動きを観ていると、仕事に追われ疲れきっている様に思う。

良識を発揮するのは、困難なのかも知れない。

良識派の記者さん達には、まともな国なるように、現場で活躍をして欲しい。
権力に対して、本当に強くならなければ、ペンの意味はない。

政治家とマスコミは、メダカ対軍艦。
国家権力とマスコミは、軍艦対軍艦。
闘いは、これからだ。

本物の敵を見極めて、シブイ記事が世の中に沢山出てくる事を一国民として希求する。

しかし毛沢東の言う、敗北主義的な思想で日本転覆の為にあるモノならば、看過する事は出来ない。

愛する日本が、少しでも子供達の将来に、素晴らしい国家であり続ける事が出来るようにとの思いから、皆が本気で一致協力しなければならない。


日本一心。





未来と闘え。

中山泰秀









「ニューズ系有力紙による電話盗聴疑惑、英議会が6日に緊急会合」
2011年 07月 6日 14:06 JST

 [ロンドン 6日 ロイター] 英議会は6日、ニューズ系有力紙による電話盗聴疑惑をめぐって、緊急会合を開くこととなった。
 問題となっているのは、ルパート・マードック氏率いるニューズ・インターナショナル傘下の英紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が、犯罪被害者のボイスメールのメッセージを入手した可能性がある、というもので、誘拐後に殺害された13歳の少女のものも含まれる、という。
 
 電話の盗聴疑惑はこれまで、一部の有名人のみがターゲットになっていると考えられていたが、対象が犯罪被害者に広がっていることで、国民は懸念を強めている。マードック氏に近い幹部は辞任を要求されており、同紙の販売部数にも影響する可能性がある、とみられている。
 米フォードは、事態を見極めるまでの間、同紙から広告を引き揚げると表明した。それ以外の企業も対応を検討しているとしている。
 
 ニューズ・インターナショナルは、警察当局に対して最近、最新情報を提供した、としている。声明で「2011年1月に現在の調査が開始されて以来、警察当局には全面的かつ継続的に協力している」と強調。「調査が継続中なため、これ以上のコメントはできない」としている。





【了】



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