【 政治家達のセカンドラブ。】


昨日も今日も一昨日も、みなれた顔の政治家がテレビにたくさん出て来ている。
永田町付近の料理屋さんで会合して出入りするシーン。
もう、またいつもの人達かって。


往年の時代の様に、赤坂の料亭が接待等の減少や景気の悪化により消滅してしまった事もあり、今までとはチョット違うお店の暖簾が映っている。


それにしても、その行動パターンに変化は無い。


【 セカンドラブ。】


テレビニュースを観ていると、懐かしいお顔を見る事が出来た。
まるで「セカンドラブ」。

バッジを外した政治家が、昔を懐かしがって、なおかつ現在をとても憂いて思わず同窓会を行い、旧交を温めあっているようだ。

小泉元総理と山﨑拓元副総理、冬柴元公明党幹事長。
今の自民党含めた野党が、与党の某からの大連立の誘いに乗らぬ様に憂いながら飯を食っていたとの事らしい。

現在はバッジの無い3名が、思っている事が私にも良く分かる。
バッジが無い分、かえっえ永田町や政治家の考えている策略が観得る時がある。


【小沢氏からのラブコール。される人はいつも軽いと小沢氏に思われている。】


今回、小沢氏に飯を食おうと誘われてしまったのは鳩山兄弟と舛添氏だ。
この時期にこの誘いに乗るか!?
と思うが、やはり近頃寂しかったのだろうか、乗ってしまって、マスコミからのぶら下がり取材に良く良く答えている。

小沢氏との会談後は、必ず「マスコミに対しては、この様に話してくれ。」とセリフを与えられる。

従って、ぶら下がり取材に対しての答えは、小沢氏サイドで考えをまとめているものを言わせていると観て間違いない。

とにかく、大連立を匂わす様に引っ張り始める演出が始まった。


【菅直人総理大臣への揺さぶり。】


菅直人も小沢に負けじと、舛添氏と会った。

政権与党の総理側は社民党はもちろん、衆議院での3分の2を確保するべく、大小問わず連立を組もうと必死。

政権与党の反総理側は、連立を組ませる動きを牽制しつつも民主党からの離脱をちらつかせつつ、自民党の一部にも水面下で誘いつつ野党の分断工作にも仕掛け始めている。
自民党からたくさんの離党者を出した、新進党設立時を思い出さずにはにはいれない。

また年末までに国会議員5人以上で会派を届け出れば、政党として政党助成金の配分対象となる。

要するに、税金で政治資金を苦労なく集める事が可能となる可能性も方法として残されている。

現に、91人に最近配られた小沢氏から民主党所属議員への札束は、この政党助成金の使わなかった残りをいくつかの政治資金を管理している口座を経由して、迂回献金されている可能性が高く、1年以内に5000万円以上の政治資金を他の口座から他の口座へと異なる政治資金管理団体への送金を法律上認められていないので、違法の可能性が高い。


【自民党の分裂を狙って。】


やはり政権与党の座と言うのは強い。
いくらいい加減な与党でも、与党は与党。
中には反乱分子に火がつく事もあるかも知れない。

自民党にヒビを入れようとする動きは今後も続く。


【森喜朗の総理官邸訪問】


大連立の相談だとか何だとか色々と言われているが、全く違う。

これは、先の大戦でお亡くなりになられた硫黄島での戦死者、その戦後の整理整備に関して与野党が入れ代わっても変わらぬ措置を取る様に菅直人総理大臣へ促した与党への要望と観る。

私の大叔父も硫黄島で戦死している関係で、硫黄島協会の事務局次長を務めさせて頂いた経験がある。
当時は、飛行機の滑走路の予算をとり、遺骨収集ができる様な段取りを組むのに政治家として尽力させて頂いた。

第一菅直人総理大臣ですら、森喜朗氏と会って大連立の話などしていなくても「臭いミーティングやなあ~」と誰にでも思われてしまうのに、わざわざこんな時そんな事では会いたくないだろう。
硫黄島の話だからこそ、戦死なさった英霊の御霊の事だから会って話をしたのだ。


【地元で毎日言われる事は、「自民党も顔変えなあかんで」。】


自民党が埋没している。
自らの費用で調査したデータですら、自民党の印象が悪いのが分かった。
原因も良く分かっているはずだ。


ここ最近テレビのニュースやワイドショーに出てくる顔は、正直古い顔ばかり。
もうええ加減にして欲しいなと思う。



こんな時、議席があればなあ。。。と思う。
自浄作用に期待する他ない。









つづく