【沖縄の県知事選挙は、前知事の再選という結果が出た。】


当選後のマスコミのインタビューに対して知事は、
「(在沖米軍は)沖縄の為だけにいるのではない、日本全体の為にいるのだから、日本全体でこの問題をどのように解決するのか考えて欲しい。」と語った。

確かにナカイマ氏の言う通り、在沖米軍は沖縄の為だけにいるのではない。
日本全体の為にいる。

しかし地政学的に、沖縄に米軍基地がある意味は、日本全体の為のみならず、
北東アジアを中心に緊迫するアジア情勢全体の平和と安全の為にこそ、最もその地政学的に要衝に位置する沖縄に基地をおいている。

沖縄でなければ、意味がない。

口先だけではなく、政治家として本当に日本の平和と国民の安全を考えるのであれば、どこに基地があるべきかをしっかりとその理由も含めて最善の説明を行い、説得をあきらめずに行うべきである。
それが、本当に日本の為になるのだから。

先に日本から出て行って貰うべき外国の基地は、北方領土に所在しているロシア軍。特に択捉島北側に位置している極東最大の潜水艦の基地だ。日本から出て行け!
ロシアによる日本固有の領土に対しての不法占拠に断固抗議する。


沖縄から米軍の基地を移動させて喜ぶのは、共産党。
中国共産党だ。

それでなくても朝鮮半島有事を横目に、今も中国の船が尖閣諸島にせまっていっる。

沖縄の米軍基地の重要性をしっかりと考えて欲しい。


【どうしても米軍に出て行ってもらいたかったら。】


日本の国防費を、先ずは倍増する事だ。

最低でも約10兆円。
倍増するべきだ。

自分の国を、自分達で守りきれないから米国との安全保障条約でなんとか出来ている現状。

もし、米軍に日本を去れと言うのであれば、自衛の為の軍事力の強化を行う事。
それをやって初めて米軍と交渉するべきだ。


【戦争を最も回避する事を常に思うのが軍人。】

沖縄に後世格別の配慮を行わせる事の意味は、唯一の地上戦闘を経験した沖縄の県民に対する努力を尽力に対する敬意と感謝とお詫びの心。

しかし、軍人として将来を予測するに、必ずこの沖縄の地政学的要衝としての重要性を考えれば、後の世も迷惑をかけざるを得ない重要な島。

それを沖縄県民に負担をかけてしまう事になる。
ならば、特別の配慮を政府には行って欲しい。行うべき。行う事。と言っている。
私には、そのように聞こえる。















つづく