【菅総理・両国国技館で最悪の土俵入り。】






「売国奴!」「辞めちまえ!」

昨日、沢山のヤジや怒号の飛び交う中で、優勝した横綱白鵬に総理大臣杯を手渡す為、菅直人総理大臣が土俵入りした。

カンニングペーパーを手元に持ちながらの記者団からの質問に対し解答する総理の姿をテレビを通じて観ていると、本人の口から吐かれている言葉の魂を一切感じれる事はなかった。総理自身が、自信のない、「言わされている様な感じたっぷり菅」を視聴者に対して発信していた。またその様に受けた。




民主党代表選後の菅内閣に対するV字回復6割越えの高支持率も、今はM字基調になりつつあるのではないだろうかと世間の空気感から思う。



自民党の支持率はどうなるのだろうか。。。パッとしない。だろう。か。






【中川昭一君を偲ぶ会】



今夜は、赤坂のグランドプリンスホテル赤坂において、故 中川昭一君を偲ぶ会が執り行われる。


奥様からご依頼を受け、会場において司会者としてお手伝いをさせて頂く事になった。


光栄に思う。




生前、良く中川昭一先生にはかわいがって頂いた。

特に、ご尊父の中川一郎先生ご夫妻が、初めて仲人をつとめられたのが、私の父と母の結婚式だったので、盆暮れにご挨拶にご自宅までお伺いした時、当時まだ幼稚園に通っていた私を、学生時代の昭一先生が両親どうしが話をしている間、当時流行っていたミニカーの「マイティーモー」で一緒に遊んで私をあやして下さった思い出がある。




また、酩酊記者会見と批判されたあの会見から、初めてのテレビ出演であり、最後のテレビ出演となってしまったのは、朝日ニュースターの「政治学言論」 と言う番組で、当時のキャスターを私が務めさせて頂いていた。番組の最終回のゲストに、迷わず中川昭一先生をお招きして、事の真相をご本人の口から真実をおっしゃって頂き、中川昭一先生の名誉を回復したいと考えていた。昭一先生にもご快諾頂き、記者にもぎりぎりまでお知らせをしていなかったので、撮影当日は、スタジオに沢山の報道陣が取材に訪れて下さった。なにせ、あれ以来だったからだ。注目を浴びた昭一先生の再起を掛けた番組出演、撮影は、無事に終わった。

私は密かに某元総理大臣から以前に頂いた特別な日本酒を、飲まずに、何か良い事がある時まで取っておいて、その時に飲もうと考えていた。そう、正に昭一復帰のこの日のスタジオあけに一緒に、そのとびきりうまい酒を、大好きな昭一先生と、また昭一先生を当時囲んでいた番記者の諸君とともに、お祝いをするべくスタジオ横の控室で番組終了後にコップ酒でみんなで飲んだ思い出を、未だに忘れない。

そう、あれが昭一さんとの最後の杯になってしまった。


今回、奥様から「司会をやって頂けませんか?」とのお声掛けを頂いた事に、本当に光栄に思うと同時に、心から感謝している。なんか、天国に居る昭一さんが、奥様を通じて私におっしゃって下さったような、そんな感じがしている。緊張もするが、一所懸命素晴らしい政治家・中川昭一の素晴らしい偲ぶ会になるように、微力ながら会合のお手伝いをさせて頂く所存だ。




天国の昭一さん、後でまた会いましょうね。






【やっと国会で閉会中審査始まる。】



日中間の外交問題が火花を散らしている中、参議院の外交防衛委員会で、やっと審議が行われた。

その中で前原外務大臣は「明白に、中国漁船がかじを切って体当たりをしてきた。故意ではなくてミスで当たってきた場合には、エンジンを逆回転させて離れる措置をとるはずでありますけれどもそういった形跡はまったくビデオからはございません」と答弁。
そのうえでビデオの公表については、「処分保留で、まだ証拠として検察の中にある」と続けたが、柳田法務大臣は会見で「国会での求めがあれば公表は可能」との考えを示している。この際、しっかりとビデオを公開し、漁船の無謀な様をしっかりと誰にでも分かるように罪を白日の下にさらすべきではないだろうかと思う。
また北沢防衛相は尖閣諸島周辺の問題に対応する為、仙石官房長官のもとで関係各省が集まり協議する場を設けるべきだとの考えを示したが、何を今更。。。と正直思う。






【全てが後手後手の民主党政権】



昨年の政権交代後の民主党与党政権の国家運営方針を拝見していると、本当に対処対応能力に欠けているなと改めて思う。機能不全と称しても構わないのかも知れない位だ。


沖縄における在日米軍基地問題に関しては、鳩山政権以来菅政権になっても未だに迷走を続け、それが為にこの秋の沖縄県知事選挙も下手をすれば「沖縄独立」をするかも知れない位の衝撃的な政変となりつつある。現職のなかいま知事は、近日中に尖閣諸島に足を踏み入れると言う報道があったが、そのタイミングによっては、また現在の与党民主党政権の対応能力の無さが露呈されてしまう事になるだろうと予測する。日本人が、自由主義国の中で、まして国会議員や県知事が足を踏み入れられない所があると言う事があれば、本当に問題だ。


今朝から一部報道によると、「今までの過去の政権が何もしてこなかったから、尖閣諸島がこのような現在の状態に、混乱になってしまっているのだ。」と暗に自民党時代を批判しているようにサブリミナルに思わせるような表現や指摘がある中で、当時野党であった民主党はそれではいったい何をしていたのか。「邪魔」だけだったのではないだろうか。


特に国防問題においては当時い野党の民主党内自体を取りまとめるのが大変で、自民党や公明党が海賊対処法を成立させようとしていた時も、現実に反対をしていただけではなかったのではないか。


私は当時、外務大臣政務官を終えたばかりで、本来3期生ポストである国防部会長を2期生で任され、与党間の調整会議に役所の関係省庁の人達と何度も会議を重ねて、法案を練り込んだ記憶がある。


昨年の政権交代以降で、現在の民主党政権が、具体的にどんな効果のある法律や施策を講じていると言うのだろうか?全くないのではないだろうか?特に国防においては。


政権交代から早1年。未だに過去の政権が何もしてこなかったからだという言い訳は、国民には通じないと思うが如何だろう。



納得がいかない。


また、強い与党におもねるような一部マスコミ報道を観ていると、その人の意志の無さを感じざるを得ない。

テレビ人から選挙に出て政治家になる者が増えて来ている昨今、強い者にばかり付いている様な一部キャスターが政治家になったらどうなるか、大体想像がつく。


ポピュリスト政治家は、やがて国民に不幸を生む。

みんな後になって、やがて気が付く。その時は、既に遅い。















つづく