【尖閣諸島の周辺の現状】


現在、尖閣諸島の周辺には3隻の海上保安庁の船がパトロールを24時間体制で行っています。
同時に、現在中国からは漁業監視船が2隻ほどやって来ています。

中国においても内政事情もあり、英雄扱いになっている船長が「また尖閣に釣りに行く」と発言した事もあり、中国の世論としては「何故国(中国政府)は自国の漁民を守らないのか!?」と国民世論からの突き上げ的指摘を受けており、中国側としても厳しい世論状況が生じているのが現実。

従って、現在中国版海上保安庁である当局が、いわゆる警察権の行使が出来うるような船「海督」を尖閣に2隻程はり付けようとの戦略があり、そうなると非常に日本には厳しい結果になると考えます。
特に、中国の当局が島に上陸でもした日には、非常に排除し難い状態が予測される事にもなるからです。

私の昨日の意見は一見過激に思われるも知れませんが、今のうちにしっかりと島に外国人が不法に上陸を間違っても出来ないような状態をつくり出す事が重要だという考えを有しています。


【竹島のような状態になってからでは遅い。】

同時に、日本が尖閣を守る為の船を出せば、国際社会は日本を批難する可能性があると思います。
しかし、その点に関しては残念ながら世界の他の国々は所詮「日中間の領土問題」としかみていません。

諸外国からの日本に対する今回の事件における配慮や理解は、日本の報道でみるほどあまり多くは無いと思います。


やはり中国の経済力に弱い諸外国の方が大多数。

日本には、本当にツライ時期だと思う。


とにかく、外交方針を誤り失態を繰り返した現与党政権が続く限り、
日本の国土すら守れないという国民に対するリスクは、どんどん高まる一方になると思います。

どうか深いご理解を賜れば幸甚です。





【仙石官房長官の弁護士語りは、政治家としては最悪。】



政治家は、自己弁護するなかれ。


言った言わないの勝負ではない。

内政批判を恐れての対応は、国家を滅ぼし国民をどん底に陥れる。

心して政治をせよ。




【中国の漁業監視船に対して、4回抗議したし、中国漁業監視船による尖閣諸島海域のパトロールを常態化させようという中国政府の試みに対しても、「やめてくれと申し入れたはず。」と語った。】



官房長官が言う言葉の語尾の「はず」っていったい何?どう言う意味?

正直、「はず」なのであれば、官房長官記者会見の意味が無い。




【国土を守らねばならないという重要な外交問題が日中間にある時に。】 



政治に関心の無い、政治と経済を分離して考えたがる日本の経済界の基本的考えが間違っていると思う。


都合の良い時は政治だのみ。

それ以外は政治は悪いと批判。


実に、「政経分離」の好きな国民だ。

日本がなぜ戦後の復興期を切り抜け、ここまでの国に発展出来たのか。

その極めて重要な要因の1つが、米国の軍事力が背景にあったからだ。

つまり日米同盟だ。




経済は重要だ。

しかし国が無くなっては、商売はあり得ない。



確かに冷静沈着に対応する事は重要だ。

しかし自国の領土を、他国に取られると言う時は、別の考えも重要だ。




日本国内におりながら、日本人で、日本ともめている国に対して結果的に追い風を吹かす行為を行う者は、

毛沢東語録に出て来る「敗北主義者」のように観える。




「共産主義者は国際主義者たれ。共産主義者で共産主義国家に住まう者は自国の勝利を祈れ。共産主義者で自由主義国家に住まう者は自国の敗北を祈れ。」と。



今回のような尖閣の領土問題の時は、経済界もしっかりと現在の政権に対して、日本の国家として国土を防衛するべきだとの意見を取りまとめなければならない時だと思う。






【日本が「漢委奴国王」(漢の倭の奴の国王)にならない為にも。】



第2次世界大戦以前に、大陸から3回攻めて来られた歴史から学ぶべきなのではないのか。

特に、沖縄に対する攻撃はどうであったのか。




日本だけはいつでも平和だと言う「平和ボケ」から脱却しなければならない。














つづく





l 北朝鮮は、金正日の三男ジョンウンに大将の称号が与えられたと伝えた。(時事通信9月28日2:08)