【 SMAP → STOP 】


【SMAPチケット販売停止→そして延期?】

中国側より、10月9日、10日と
中国・上海で予定されていたSMAPコンサートチケット販売が、
停止されていた。
同時にコンサートイベント自体は延期となったようだ。

尖閣諸島沖衝突事件の影響を受けた形だ。

日本人学校に、鉄球や煉瓦が投げ込まれた。
幸い祝日の為、学生に怪我等は無かった。

日本の学生による日中交流1000人規模の訪中団が、
出発直前に延期となった。

中国企業の日本への慰安旅行が取りやめになった。

馬渕国土交通大臣が中国の要人との面会を
突如キャンセルした。

と、まあ色々な事が日中間で起きている。

悲しい事は、解決への糸口を
政治家が見付け出せていない事。
計画性のないままに、
このまま日中外交をを続けて行く事は、
不安定+相手国ペースになる事が非常に心配だ。


【円高対策への2兆円というお金。】


先日、政府、日銀が2週間の民主党代表選影響があった中、
やっと重い腰を上げてスイッチを押した。

とても遅れた感があったが
金額2兆円という規模の為替介入を行ったのだ。
約2円程の変化がみられ、
今朝の朝刊ではロンドン、ニューヨークともに
1ドル=85円台で推移している。
早速米国下院議会で委員長クラスの議員から
懸念の声が出ていた。


【2兆円という税金。】


そもそも1兆円と言うお金を
毎日毎日100万円ずつ使って行ったら
金利計算関係なし土曜日曜祝祭日関係なしで
2740年と数カ月と数日かかる。
約2740年。

以前にも書いたが、
「軍事を抜いた政治は、楽器を抜いた音楽だ。」と思う。
2兆円の内、5000億でも1兆円でもいい、
もし防衛予算に投じていたら、
また違った変化が見られたのではないだろうか。

批判や意見もあるだろうが、1つの考え方ではある。
北東アジア情勢をみても、南シナ海周辺を見回しても、
軍事的には大きな変化が出て来ている。

一言で言えば、
「中国海軍を中心とした、中国の軍事力とその権益の拡大」だ。

一昨日北京から戻り、
日本と中国を私なりに比較した感想は、
一言で「日本の負け」を感じた。
街の中の活気、百貨店や色々な商業施設における活性化状況。
まさに日本の比ではない。


【「人口」と「軍事力」。】

これら2点に関して、日本と中国の基礎的国力の差異、
そしてばねの伸びのちがいと、
その点に関し、日本の「錆び」を感じている。
「KURE556」があったら、
日本の国全体と日本人に注したい位だ。
よく動くようになるだろう。


【資本主義と共産主義と民主主義と市場経済と社会主義。】


勝者は一体。。。
政治は共産主義一党独裁指導体制における
経済は市場主義自由経済主義。
すなわち、「中国系ハイブリッド主義」が
どうも勝者になりつつあるように思う。

日本では、洋服の流行りは
「ユニクロ」「H&M」「アウトレット」など、
「衣・食・住」のどれを取って観ても、
「安売り」が基本で、
値段を、掛る経費を「削る」事
により商売として最悪の状態をつくっている。

儲けるところは儲けるが、儲けないところは全く儲からない。
格差が広がる。
しかも儲ける為の努力までも忘れてしまっている。
または、努力しているのに儲からない。
しかしそこには、それぞれの限界がある。

福祉や社会保障ばかりを頼りに生きている日本社会を観ていると、
そしてぼやけば「格差をつくった政治が悪いと」言う。

私が大好きで尊敬している先輩が、こう言っていた。
「中山良く聞けよ。俺は18で新潟から出て来て、
何にもないところから努力してここまで上り詰めた。
格差だとか何だとか良く言うけどな、
ヒトがマンモスとか追いかけてた時代にだって
格差はあるんだよ。
1日に1匹も獲物がとれない奴もいれば、
10匹とれる奴もいただろう。
そいつはな、獲物を獲る為に一生懸命努力して
獲れるようになったんだよきっと。
格差格差って言うけど、一人一人の努力もある。
少なくとも俺は人より何倍も努力して今があるんだよ。」
と、その先輩は言っていた。
東京で知る人ぞ知る会社の経営者の方だ。
本物の叩き上げの方で、ウソは言わない。
義理人情に厚い人だ。
常に本音だ。

今の日本人、言いたい事は言わず、
政治家を観ても上辺だけのポピュリストばかり。
面白くもなんともない。興奮するような者がいない。
そうかと思えば
その時の良い所にコロコロ
転がって行くような者たちばかり。
情けない。
政界に、もはや侍はいない。
「龍馬はホニャララ、龍馬はホニャララ」と
熱弁を奮っている者に限って、
龍馬とは程遠い。


【まさに中国人一人一人の努力と、日本人が忘れたハングリー精神と中国人独特の厚かましさが今の中国の「力」の源泉だと思う。】



中国人は遠慮知らず。
本当に厚かましい。
その場その場によってちゃんと使い分ける事を知っている。
中には、驚くほどの歴史感覚のある様な紳士もいる。
だから発展するんだろうと思う。

今の日本は負けている。
もっと危機感を持った方が良い。
尖閣諸島も正直ボッーっとしていると、
海洋資源とともに奪取されてしまうだろう。
引き続きボッーっとしていれば、
更に、沖縄が独立宣言するかも知れない。
中国の持っている施設の真横に、
日本の資源確保の為の施設を
早速建設する位の勢いが、今の日本に欲しい。


【在沖米軍を日本から離れさせていいのか?】


当然答えはNO。
日本の今を考えれば、
日本に米軍の軍事力の背景が無ければ、
ただのお人よし無防備国家に成り下がる。
すぐに乗っ取られてしまう。
まるで無血開城のように。
戦後の日本の経済繁栄は、一体誰のおかげなのか。

日米安全保障の中で、日本の有事に対応する事を約束してくれた
米国の軍事力と政治力のおかげではなかったか。
確かに、戦後の占領行政政策で
骨抜きになってしまった日本があるのも、
つくられてきた負の面はある。
しかし、日本の戦後発展には、
他国に類をみない伸びは現実に否定できない史実でもある。
その中でボケたのは、いずれにしても日本人
我々自身の責任と自覚のなさだったのではないだろうか。

もっと、政治に関心を持ち、
正しい政治を政治家を選択していれば
違った結果になっていたのではなかろうか。

日米の安全保障を、
「反米」という意見を有する者に「平和」を語られながら
ぶっ壊されるのを黙って観ている事は出来ない。

11月は沖縄の知事選挙が行われる。
国も、第2次菅内閣がスタートしたが、
閣内には元べ兵連の総理大臣を筆頭に、
なんと国家公安委員長が岡崎大臣が
自ら反日デモに韓国で参加している過去を持っている。
こんな者が警察のトップになって
良く黙って内閣に対する高評価をしていられるなと思うと、
日本人は本当に考える事は自分の事だけ。
国全体の事など、全く考えていないのか?
そして行動も出来ないのか?
と思いたくもなる。
まるで、鍋の中で熱せられ、気付かずに死んで行く蛙のようだ。


【もし、米軍が日本から立ち去ると言う決断をするのなら。】


日本は独立国家としての軍備増強を計らなければならない。
何も過激な事ではない。
普通の国として当たり前の事を行う事。
これが普通だと言う事。
戦争は反対だが、戦争を回避する為の武力も必要だ。

武力の「武」という文字は、
「戈(ほこ)」を「止(とめる)」と書いて「武」。
「自分の戈に血塗らずして、相手の戈を止める。」と言う意味だ。
従って、独立国家として必要最低限の武力を
しっかりと保有する事が重要だと認識する。
私は認識しているが、日本国民で関心のない政治家、
政争や選挙だけに明け暮れるような
偽モノの政治家は特に意識勉強しなければならない。
それが政治家としての最低限の責任だと思うからだ。


【Pp=(C+E+M)×(S+W)】


政治家たるもの、上記の計算式の意味は、最低限認識をするべし。
時間が来たので、また後刻。




つづく