総理大臣を舞台に上げて、民主党の両院議員総会が始まった。


国会議員達が多忙な中集まった理由は、「参院選の総括」。


しかし自民党から観れば他党の事ではあるが、一国民としてテレビを通じて拝見し、どこか腑に落ちない気持ちがした。


総理大臣の顔色、執行部の顔色、ベテラン議員程だんまりを決め込み、テレビ映りと見栄えを考え嬉しがって発言する者。中には、紙まで台本のように手にしながら発言していた者もいる。


あんな会合に臨むのに、「発言要旨」を紙に書いてまで出席の準備を楽しみに行っていたのだろうか?


さて。。。


バッジを付けている議員達が多忙な中を相集い、長い時間を掛けて、いくら議論を重ねても何の意味もない。


永田町には昔から、「ガス抜き」という言葉がある。


自民党にも「ガス抜き」はあった。


これはまぎれもなく「ガス抜き」だ。


そこに政治の「公の為の利益」は存在しない。皆無だ。


無意味な議論に国民を付き合わせないように気を付けなければならない。


もっと前向きに政治を、公の為に進ませなければならない時節ではないのか。


「落選」した者を集めて、選挙の総括をやっておいた方が意味がある。


何故なら、「当選」した者に「落選」した者の意見は代弁出来ない。


いくら想像しても、思いを抱いて気持ちを込めても本人でなければ分からない部分がある。


「落選」していると、「当選」しバッジを胸に付けているよりも良く観えるモノがある。


「当選」している者よりも、「落選」している者を相集わせて、議論を重ねた方が本当の参院選挙後の総括としてふさわしくなるのではないだろうか。


国会議員の時間もその方が有効活用出来る。国民から観て、「無駄」を感じなくて済む。


そして。。。


選挙の当落は総括で執行部をいくら責めても、候補者の落選はその候補者自身の責任。


政党の執行部のせいで落選をしているという論は、一つ理解は出来るが本当の理由ではない。


本人の責任。


現与党政権を握る民主党が、先ずはそれに気が付き総括しなければ、菅内閣どころか、「政権交代」というスローガンと「マニュフェスト=ウソの真実」で大量に得た議席から、民主党自体が落ちる日がやって来るだろう。


必ず。



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