【今まで同様『与党ボケ』している自民党。】
伸び悩む支持率が、何故上がらないか気付かなければならない。
その理由は、今の自民党は『野党第1党』であるんだという事に。
私の愛する「自民党」は、『与党ボケ』するよりも『野党のプライド』を持つ事。
そうすれば、必ず変わる。
【 自 覚 】
冷めた目で観れば、今回の参院選で与党が勝って過半数とろうが、野党が勝って過半数とろうが、大きな影響は何もない。
それでは、何の為の今回の参院選なのか。
国政における野党の役割とは『 時の政権与党が行う政治を監視・チェックする 』という重要な責務をおっているという事。
この事を第一番に理解をして、国民に代わって、野党第一党として、現在の政権与党の政治をチェックする。
今回の参院選の意味とは、そして良識ある国民の1票は、『与党政権の行う政治への、チェックの為の1票。』であるべきだ。
【今の与党は「野党ボケ」。今の野党は「与党ボケ」。そして国民「平和ボケ」。】
今の与党は、「野党ボケ」している。
現在政権与党にいる民主党は、野党時代にパフォーマンス政治に明け暮れた為なのか、選挙に合わせた形ばかりで、全く実が無い。
有名な「政権交代」のフレーズから早1年。
新しい菅直人前財務大臣・現総理大臣は、テレビ討論を観ていれば必ず消費税の議論の次に、前政権がつくり上げた借金があるせいで今の政治が良くならないのだと。だから、さらに借金をしなければならないのだという話を行い、現在の与党の責任は皆無だと主張している。
一体いつになれば与党になられるのだろうか。
早く、ホンモノの総理大臣になられて欲しいと思う。
まだまだ見習い、ニセモノだ。
「ガソリン値下げ隊」やら「子供手当て」「高速道路無料化」「在沖米軍基地の最低でも県外・国外移設」はたまた「消費税」まで。
いかに野党時代、それぞれの当時の野党議員が勉強していなかったかという事が、同じ議員を経験した者として推測が出来る。
勉強していなくても、国民の目をだます事が出来るから。
こっちに挨拶に来たとか来ないとか、祭りに来たとか来ないとか、冠婚葬祭に顔を出したとか出さないとか、頭の下げ方が良いとか悪いとか。。。。。言っていたらきりないが、有権者が政治家を観ている「ポイント」が、全くズレている。
本当に、政治の話しを真剣に考えて、演技力の高い、芝居の出来る、いい加減な政治が良いのかどうかを、好き嫌い抜きに公平に考えてみて欲しい。
現職の政治家が、国会議員の責務である本会議の出席をズル休みしてまで選挙区に戻り、有権者に対して媚び諂っている姿は本当に醜い。
その政治家の「ウソ」にだまされる有権者は、情けない。
【総理大臣になる方までもが。】
永田町では各政党が、「部会」と言われる法律や予算を検討する為に特殊な勉強を行うシステムを有している。いくら自民党がふるいだとかなんとか言われても、その部会の勉強システムだけは政治家を鍛えるのに有効な手段だと思う。
やはり国民は、政治家よりも平和ボケになるような事なく、しっかりとした日本の政治を民主主義の中で、国民一人一人がつくり上げて欲しい。
役職に就く様なエライ政治家は、それら勉強会に参加する事はほとんどない。
過去の与党である自民党ですらこうなのだから、ましてや当時の野党民主党はもっと堕落している組織であったのだろうか。
彼らが与党になった現在を観ていると、良く理解出来るような気がする。
【 政治家はもはやリーダーであって、リーダーではなくなった。】
単に有権者に対して媚び諂う役者政治家であったり、ポピュリスト政治家が増えた。
そんな政治家は、選挙毎に国の未来を悪くする。
不健全な政治だ。
その政治家をつくり上げた責任は「飲水思源」を考えると国民の一票一票から始まっている。
政治家が悪いのは、それらの政治家を生み出した有権者の一票にその要因があるのも事実だ。
政治家を志している者を、候補者を、「ホンモノ」か「ニセモノ」かを見分ける術をしっかりと有権者たる我々国民が修得しなければならない。
つづく