【国防・治安対策的概念の抜けた政治家・地方分権】


平和ボケもいい加減にする事。

これから列記する話題は、地方分権というものを、あらためて考え直す良いきっかけとなるのではないか。

私は地方分権推進の立場をとり、それを勉強する為に、米国の国務省に招聘され現場を見て来た。


【中国人32名が日本入国直後、直ぐに生活保護を受け取っている事実が判明。】


そもそも…

日本の生活保護制度とは、厚生労働省によると・・・「資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)」

とある。


今回、大阪市が行った32名の中国人に対する生活保護費の支給は、大阪市民ならずとも疑義を持たずにはおれない問題だ。

純粋に、どうして、日本が国として外国人の生活保護費まで面倒をみなくてはいけないのだろうか。

しかも、わざわざその32名の中国人も日本に入国し、日本の生活保護制度を利用しようとは、

「日本の生活保護のカネ、受給目当て。」

それを目的としての入国以外、推察し難い。


もうしばらくすると、中国とのビザなし交流が始まる。

今までよりも多くの中国人が、日本を訪れる事になるだろう。

善良な方は歓迎だが、善良ではない者に日本に入国されては困る。


外国人に入国を許可する、外国人登録等の入国管理業務は法務省。外国人が日本に来日する為にビザ等を発給するのは外務省。外国人犯罪対策は警察庁。生活保護担当は厚生労働省。生活保護費用の実質的給付を実行するのは各地方自治体。


上記のように、省庁横断して解決策をしっかりと見出さなければならない問題であり、今回のように大阪市のみだと、彼等は「現実的に請求があれば法律に基づいて実行せざるをえない。外国人に対する生活保護費用の給付はこれを認めるか否かについては、判断しかねる。今回は法律とルールに照らし合わせて給付を行った。」と回答するのだろう。


すなわち、問題解決の為の糸口を、たらい回しするだろう。

問題は、膨れ上がる。


つまり現在の与党が、この問題をどのようにとらまえて、多くの国民が「これはおかしい」と思っているだろう今回のような問題に、どのように対応し、解決策を見出せるのか、それともうやむやにするのか、菅前副総理兼財務大臣・現総理大臣のリーダーシップに関わるという事だろう。


「日本は日本人だけのものではない。」と言いのけた鳩山由紀夫前総理大臣の横で、副総理をつとめていた菅前財務大臣・現総理大臣が、同じように「日本は日本人だけのもではない。」と内閣で一致した見解を引き継いでいるのだとすれば、これは大きな問題。


国家の国防・治安対策面から考えても、非常に重要な問題だ。

すなわち、これから地方分権を推進していく事に当たり、国防や治安対策の観点からも、今回のような問題を憂慮し、しっかりと国と地方が連携を行って行かなければ、仮に左翼的思考のどこかの地方の首長がおかしな考えを持って、今回のような事態を故意に招く様な事があったとするならば、それは恐ろしい事になりかねない。

そういった緊急事態には、しっかりとたとえ地方分権の時代であっても、国家防衛と治安対策は国がその中心的な役割を担う事をそれぞれがしっかりとあらためて意識して行くようにしなければならない。

それをルールとする考えを前提とするべきだ。

当然の事だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20100630/20100630-00000036-jnn-soci.html  

 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20100630/20100630-00000036-jnn-soci.html  


【日本の政治家の平和ボケは治らない。それは、意識をしていないから。】


私は議席を有していた頃、「例えベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが1つになっても、ペレストロイカでソ連が民主化されロシアになっても、米ソ対立の冷戦構造が終焉を迎えても中国が香港・マカオを返還後、より一国二制度を世界にアピールしても、それはそれら政治的イデオロギー対立の現象が地下に潜るだけで、政治家は常に何が自由主義・資本主義で・何が共産主義・社会主義なのか、何が右で、何が左なのかをちゃんとイデオロギーの違いをみる眼を持って政治に挑まなければ、必ず日本を不幸な方向に向かわせてしまう。」と良く意見をしていた。


その私の意見を聞いていた、支持率が良くなかった元総理大臣は私にこう言った。

「おい、中山。イデオロギーの対立なんかもうなくなったんだ。冷戦構造ももう崩壊をした。いつまでもそんな古い事を言っていたらダメだぞ。新しい時代に向かって考えなさい。」と。

確かに、新しい時代に向かって考えをするのは良い事だが、政治家として世界情勢を考えると、そう無防備でいる事は出来ない。

こんな平和ボケな考え方でいるから、日本が外国からなめられるんだと思った。



私が何故、治安対策特別委員会にいたのか。何故、外務大臣政務官を担当したのか。何故、自民党国防部会長をつとめていたのか。

その理由は、すべて国家の国民の安全を守る為。

それが私が政治家を志す、最大の考えの基本的な基盤的思考だからだ。

「治安・外交・防衛・教育の中身」

この4つの柱が、私の政治信条の国政における国家の専決事項だ。

25歳で初めて衆院選に立候補した時から、全く変わらないで貫いている思いだ。


【ロシアの美人?スパイ11人が、米国の手によって逮捕された。しかもメドベージェフ首相の訪米帰国直後。】


下記のURLは、ロシアのスパイが米国内で逮捕された報道を集めてみた。

良く観て欲しい。

国家のなすべき事と、地方がなすべき事。

混同して考え、誤った考えの分権を行うと、取り返しのつかない事になる。

それは、日本の周囲の国の思うつぼだ。

政治家は、もっと敏感になるべきだ。

平和ボケの、政治的左右の違いが理解出来ない国・地方問わず政治家には、即刻議員や首長を、お辞め頂きたい。


SPY http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/410107/  

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000623-san-int  

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000678-reu-int  

    http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100630/20100630-00000965-fnn-int.html