これが本当の「政権後退」だ。



中山泰秀の【観世音】ブログ-??.jpg



日本の国益に民主党は残念ながら、本当にマイナスばかり。

この鳩山8カ月とは、いったい何だったのか。



いわゆる国民的人気の高いと言われる「事業仕分け」は、

まるで「まぐろの解体ショー興行」状態。


精を出してはみたが、結局政権獲得前夜に民主党が言っていた

「20兆円を軽く出せる」というものとは程遠く、

1兆円すら未だに仕分けられておらず

無駄撲滅運動は認めるが、河野太郎とやっていた自民党の無駄撲滅委員会のやっていた方が、中身が濃かったような気がする。



ちなみに河野太郎と無駄僕滅をやっていたころよりも、

鳩山8か月間で公益法人が民主党政権になって

約5団体以上増加していた事には本当に驚いた。

ヽ((◎д◎ ))ゝ



これでは、自民党政権の時代と何にも変わらないどころか、それよりも酷く、民主党政権に政権交代を国民が期待し、変革を起こさせた意味が全くない。




【国民の期待を裏切った代償は大きい。】



ものすごく大きい。



国会に議席を持たせて頂いていた者の経験から観て、

現在の国会にいる政治家達は、

残念ながら、その「国民を裏切った事による重い責任」を本当にシビアに、リアルに認識している者は、非常に少ないだろう。



言葉はいかようにでもつくれ、態度もいかようにでもつくろえる。

しかしそれは、

国民だましの猿芝居以外の何物でもない



【自由なき民主党の、迷走開始。】


「小沢一郎が怖くて、政治が出来るかっ~!」って

言える民主党の政治家は皆無。

それが、小沢を調子付かせ、カリスマをつくり出している原因。



1枚のお札には、1万円の価値があるが、

良く考えてみればただの紙切れであるとも言える。


すなわち、1枚の紙切れに価値を見出しているのは、

自分自身であり、紙切れからその価値を

醸し出しているのではない。




【道連れ】



鳩山は退任の演説で小沢を指名し、

幹事長の辞職を迫り、

同時に小林千代美の議員辞職を迫った。

理由は、「クリーンな民主党」

つくる為。


民主党の自浄能力とは、そんなに高いものであろうか?




自民党の松岡農林水産大臣の事件を思い出す。

事務所経費を不実記載し、

「なんとか還元水」問題で一躍有名になった。

最後は、内閣、国民に迷惑を掛けたくないと、

自らの命を絶ってまで、責任を取った。



これだけ大きな金額のお金の問題を

政治という神聖な場所で起こしておきながら、

これだけ総理大臣の秘書や、

小沢の秘書が逮捕され、

小林民主議員の後援者も

逮捕されているのにも関わらず、

何が今更

「クリーンな民主党を」だって????


チャンチャラおかしい話しだ。


鳩山由紀夫氏は、

どうも未だに分かっていないらしい。


なぜ、自分が辞めるのかを。

自分自身の出処進退の本当の理由を、

とうの本人が理解していない。



それは、社民党を連立から切り離した事でもない。

小沢や小林や生方や参議院の今度改選組の連中や、

そんな奴らを民主党勝利に導けない可能性があるから、

その前に辞職して責任を取る。

そんな問題ではない。

全く違う。




政治家なんて、所詮悪い事をしていると思っている国民は、

幸か不幸か少なくないと思う。



そんな悪い政治家ばかりではないが、

そういう風に観られてれているのも現実だ。



本当の、鳩山由紀夫総理大臣の

一番大きな辞職の理由は、

「私はウソをつきません。」と言った、

ウソつき大会で優勝した

その「ウソ」にエッセンスが隠されている。



【日本国民に結果ウソをつく事になり、その国民の大きな期待を、確実に大きく裏切ってしまった事。】


すべての政治家を悪く観せ、

すべての政治が汚れてしまっているように思わせ、

印象付けてしまった事。



この事を、どのように考えているのか。



【鳩山・小沢・民主党クレジットカード会社】



上記の会社が使用したお金は、

やがて国民が付け届けを

支払わなければならない時が

やって来るだろう。



その請求金額は。。。。。【【【【 プライスレス 】】】】。



鳩山の小遣いや、

小沢不動産の儲け、

小林の日教組ブラックマネー

をもってしても

支払いは終わらない。




【国民に政治離れ起こさせた責任もプライスレス。】



民主党は、

自ら自民党に批判していた状態の

自民党になっている。



まるで現在の民主党は、コップの中の嵐。


最悪の状態だ。



次の日本の総理大臣は、2日後に決まるらしい。



どなたが、引き継がれるのだろうか。



小沢氏は、田中真紀子さんを固めてくるとか。。。



【自由なき民主党】。

その迷走劇が始まった。




唯一、歓迎できるのは総理を終えた政治家が、

次期衆議院選挙には出馬せず、引退する事だ。


アメリカ合衆国大統領の退任後を、しっかりと見習うべき。




党内民主主義を失った、専制政治型の党運営は、やがて自らの政党を潰して行く事になるだろう。





つづく