社民党の福島瑞穂党首は、自らの意思を貫くべきだ。
考え方の違う、公約違反だらけの鳩山内閣にいるだけで、
社民党までおかしく観られる。
福島党首には、しっかりと意見を貫き通し、社民党らしさを見せて欲しい。
思えば村山党首の時の社会党とは大きく変化した。
それとも当時の方が社会党が1番変化した時であったのだろうか。
私の記憶では
①自衛隊は合憲だ。
②在日米軍は、日本を含めた北東アジアの安全保障の為には必要かつ重要だ。
③国旗は日の丸、国家は君が代。
以上、社会党がそれまで完全に否定していた事を、180度どころか540度変えて、すべてを総理大臣と言う立場で村山社会党党首は認める事を行った。
実に、現実と理想のリアルギャップを観た時であった。
それにしても村山党首の判断は、国家の国民の安全を優先して考えた、良い変化であり、良き判断であったと思う。一政党の党首の立場よりも、日本国総理大臣としての立場を優先させたという事だ。
良いところばかりでもなかった。それは、いずれ触れたい。
過去の社会党は現在の社会民主党に変化し、いわゆる社民党に党名を変更して、変化を深化を遂げたように観えた。
しかし、内容はかえって退化し、新しい時代に逆行しているように思う。
もっと現実を観なければならない。
そして民主党が行っている、未来を見据えない政治から、未来を将来を見据えた戦略に基づく政治に変化させなくてはならない事を、そしてウソのない正直な政治を現実に合わせて実行する事、いまさら言うまでもない。
社民党を支持してくれているだろう、そしてまるで反米闘争の為だけの「反対」だけでは意味の無い反対にしか他ならない。いつまで1968年をやるんだろう。今は2010年だ。
沖縄の負担軽減は当然の事ではあるが、同時に日本国全体の安全保障の問題も考え、世界の潮流を見据えた対応が求められている。
南北朝鮮は、一触即発の危機を迎えている。
港に居る艦船を狙った魚雷による北朝鮮の韓国海軍に対する攻撃は、世界の目から観ると、現代の真珠湾攻撃にもとられかねない。はたして国連の場だけでおさまりをみせれるのかどうか、実に悩ましいところだ。
世界一不平等性の疑いが高いNPTという条約のアンバランスなバランスにより、微妙な均衡が続いている世界同時冷戦構造が、アリの一穴から崩壊を迎え、第3次世界大戦の始まりにならぬように、しっかりとした隣国日本の役割が期待される。
1日も早く、日本は国内の無政府状態を回避し、まともな政治体制を取り戻して行くべきだ。
戦争の前に、国も地方も関係ない。
国と地方が正しくコーディネーションを行い、国民の為に国を守れる準備を行うべきである。
それにしても先ずは、政治の安定から。
日本全体が、世界の時代の進化や変化からあまりにも乗り遅れ、なんとなく最近の日本は江戸時代の鎖国政策になって来てしまっているように私は感じている。
国内の内政に目を向け過ぎて、外交が全く出来ていない。
国際社会の中での日本は、孤立化して行くだろう。
井の中の蛙、大海をしらずにならないように、外交をさらに力を傾注して行うべきだ。
つづく