大阪は、ややこしいお天気が続いている。
晴れやと思ったら雨が降って来たり、ハワイみたいにあったかいなぁ~と思ったら急に冷え込んできたり。
『女心と秋の空』とは言うけれど、体調に気を付けたい。
政界は『民主党心と春の空』といったところか。

永田町も、一昨日深夜の予算委員会中継を観ていると、驚く程のいい加減な閣僚答弁に日本の政治的なリスクを感じざるにはいられなかった。
それは、衆議院予算委員会は与野党の攻防をみれるところかと思っていたら、なんと与党から与党への質問に対して十分な答弁を行っていないどころか、攻防をしているように観えたからだ。
新党日本の田中康夫氏がJAL問題に関して『国民の血税1兆円が、実質破綻しているJALに対して注ぎ込まれているが、どのような形でその血税が使われているのか』と私も同感の質問をしたのに対し担当大臣から全くハッキリとした答弁がなかった。私もテレビを観ていて閣僚とは思えないような、質疑者や国民に対する大臣答弁を残念にくやしく思う。

国民の血税をどのような理由で一民間企業に投入し、その使途すら明らかにしないような政治とは一体なんなのだろうか。
日本には近い内になんとなく『やすものの独裁者』が出て来そうな気配を感じる。もう既に出ているのかも知れない。
地方では、好き勝手を演じる首長や地方のポピュリスト議員達が、国防までも脅かしつつある一方で、国の方は自民党政権時代よりもさらに隠ぺい体質であり、非公開主義。核密約を避難しておきながら同じ連立与党の質問にすらまともに答弁しない。
しかも小沢幹事長にすべてのベクトルが向いている。
『密約内閣』。


『やすもののヒットラー』が登場し、その地位を確率する前に、そのような事態になる事を阻止しなければ日本は滅びる道を歩んでいってしまいそうだ。
なぜならば、民主主義は完璧ではないからだ。
常に不完全な状態でいる。
その中でいかに国を安定出来る方向性に導けるかだ。

私は、政治家にもっとも大切な能力とは何だと言えば、それは『想像力』だと断言する。
想像力の欠落した政治家は、政治家として去勢をされているも同然だ。